平日休み。
用事があって出かけたついでに、最近できた辛麺屋に行ってみた。
僕は辛いものはけっこう好きだけれど、過剰に辛いものに挑戦することはない。
CoCo壱番屋でいえば、「1辛」が指定席。
とりあえず、普通に食べられる辛さだという5辛。
CoCo壱番屋基準でいえばおそろしい辛さだが、この店では「3辛がキムチくらい。3〜5辛が普通の辛さ」だそうで、激辛好きのために、20辛くらいまであるのだ。
5辛は僕にとって鼻の頭に汗をかき、涙がちょっと出てくるくらいで、おいしく食べられる辛さではあった。
替玉などしつつ食べていると、お客さんが入ってきて、店員さんに尋ねていた。
「はじめて来たんですけど、どのくらいの辛さがおすすめですか?」
店員さんが「そうですね……辛い物はお好きですか?」と確認すると、お客さんは「うーん、あんまり得意じゃないんですよね……」と。
「それでしたら、最初は3〜5辛くらいが良いと思いますよ、いや、僕も辛いものは苦手なので」
「えっ?」
僕は思わず店員さんに問い返したくなってしまったのだが、危うく思いとどまった。
この店は「辛いスープとこんにゃく麺」がセールスポイントであり、辛いものを食べたい人が集まる場所なので、店員さんはみんな辛い物ばっちこーい!みたいな人ばかりだと思い込んでいた。アルバイトなのだとしても、辛い物が苦手な人にとっては、においをかぐだけでもきつい職場だと思うのだが。この店員さん、辛麺もつくっていたし。
次に来たお客さんは、「ここは辛いやつばっかりなの?」と尋ねていて、店員さんに「トウガラシが入っていない0辛というのもありますよ」とすすめられていた(結局、2辛を頼んでいたけれど)。こんなに看板に大きく「辛」って書いてあるのに!まあ、新しくできた店に入ってみたいってことは、あるといえばあるよね。
あらためて考えてみると、「好きなものを仕事にする」というのは、楽しいしやりがいを感じる一方で、それが好きじゃない人のことが想像しづらい、というデメリットもあるのかもしれない。過激になりすぎるというリスクもある。運営側が辛い物大好きな人ばかりであれば、いきなり来たお客さんに、「10辛くらい、軽くいけますよ」とか自分基準で言ってしまうかもしれないし、「0辛」なんていうメニューをつくろうとは思わないだろう。
もちろん、基本的には好きなスタッフが多数派で、好きじゃないスタッフもいる、という感じなのだろうけど。辛い物が嫌いな人ばかりでやっていくのは、さすがに辛(つら)かろう。
カープは台風が来ているなかマツダスタジアムでヤクルト戦。先発・岡田が大乱調で、前半で0−7の大敗ムード。それはそれで、今日は勝ちパターンのリリーフをちゃんと休ませてくれよ、と負け前提でその後は試合経過も追っていなかったのだが、日本ハムの宮台投手がどうなったか確認しようとして、カープのスコアをみておどろいた。
か、勝ってる……9−8、9回の裏に丸の3ランで追いつき、鈴木誠也のサヨナラホームラン!
大逆転負けしたり、リリーフ陣が総崩れしたりしているけれど、カープはげんきです。
いま、カープが人気なのは、面白い試合をしているから、というのが大きいのだと思う。
ただ、「捨てゲーム」「楽勝」がないと、常に全力で戦わなければならず、選手たちはキツいよね。
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