じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

自分に何かを押しつけようというときの、他人の甘い言葉は絶対に信用しないほうが良い。

 仕事帰りにラジオで野球中継を聴いていた。
 ロッテの大隣投手が引退登板で、1回に打者ひとりに対してだけ登板。ソフトバンクの上林選手がヒットを放ったのだが、最近の引退試合というのは、以前のように、バッターが空振り三振するのがお約束ではなくなっている。もちろん、状況にもよるのだろうけれど。
 大隣選手の場合は、ずっとソフトバンクで活躍してきて、自由契約になり、今シーズンからロッテに移籍してきたものの、1軍では1回先発してソフトバンクにめった打ちにされた、という結果で、引退登板もZOZOマリンよりもヤフオクドームのほうが盛り上がるよねえそれは。というか、ロッテファンだったら、どう惜別してよいかわからないのではないか。引退する選手へのはからいというのは、なかなか難しいところがある。
 巨人は高橋由伸監督が今シーズンで辞任とのこと。
 この結果では致し方ないのかもしれないが、巨人のフロントの補強がことごとくうまくいっていないし、故障者に不祥事と踏んだり蹴ったりの3年間だったように思う。
 本人はまだ現役に未練があったのに、「全力でバックアップするから」と説得して監督に就任させたけれど、結局のところ、成績が悪ければ梯子を外してしまうのだ。
 自分に何かを押しつけようというときの、他人の甘い言葉は絶対に信用しないほうが良い。
 就任までの経緯はどうあれ、自分で責任をとるしかない立場というのがあるのだ。
 結果が悪くて、「俺にこの仕事をやらせたのはあいつだ!」とわめいても笑い者になるばかりだし。
 まあ、巨人の監督をやっていた経歴があれば、今後、食べるのに困ることはないとは思うけれども、アンチ巨人の僕からみても、かわいそうになる3年間だった。
 後任は原辰徳さんが有力視されているらしいのだが、名前を聞いただけで手ごわそうな気がしてくるのが「格」というものなのだろうな。逆に、いまの巨人の戦力で、原監督がどんな采配を振るうのか、見てみたい気もするけれど。


戦場のヴァルキュリア4 - Switch

戦場のヴァルキュリア4 - Switch

超越の棋士 羽生善治との対話

超越の棋士 羽生善治との対話