仕事帰りにラジオで野球中継を聴いていた。
ロッテの大隣投手が引退登板で、1回に打者ひとりに対してだけ登板。ソフトバンクの上林選手がヒットを放ったのだが、最近の引退試合というのは、以前のように、バッターが空振り三振するのがお約束ではなくなっている。もちろん、状況にもよるのだろうけれど。
大隣選手の場合は、ずっとソフトバンクで活躍してきて、自由契約になり、今シーズンからロッテに移籍してきたものの、1軍では1回先発してソフトバンクにめった打ちにされた、という結果で、引退登板もZOZOマリンよりもヤフオクドームのほうが盛り上がるよねえそれは。というか、ロッテファンだったら、どう惜別してよいかわからないのではないか。引退する選手へのはからいというのは、なかなか難しいところがある。
巨人は高橋由伸監督が今シーズンで辞任とのこと。
この結果では致し方ないのかもしれないが、巨人のフロントの補強がことごとくうまくいっていないし、故障者に不祥事と踏んだり蹴ったりの3年間だったように思う。
本人はまだ現役に未練があったのに、「全力でバックアップするから」と説得して監督に就任させたけれど、結局のところ、成績が悪ければ梯子を外してしまうのだ。
自分に何かを押しつけようというときの、他人の甘い言葉は絶対に信用しないほうが良い。
就任までの経緯はどうあれ、自分で責任をとるしかない立場というのがあるのだ。
結果が悪くて、「俺にこの仕事をやらせたのはあいつだ!」とわめいても笑い者になるばかりだし。
まあ、巨人の監督をやっていた経歴があれば、今後、食べるのに困ることはないとは思うけれども、アンチ巨人の僕からみても、かわいそうになる3年間だった。
後任は原辰徳さんが有力視されているらしいのだが、名前を聞いただけで手ごわそうな気がしてくるのが「格」というものなのだろうな。逆に、いまの巨人の戦力で、原監督がどんな采配を振るうのか、見てみたい気もするけれど。
- 出版社/メーカー: セガゲームス
- 発売日: 2018/09/27
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 高川武将
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/09/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る