じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

中島哲也監督の映画『来る』を「他人事」として観ることができる大人がいるのだろうか。

 平日休みだったので、中島哲也監督の映画『来る』を観に行った。
 予告編をみた時点で、「何なんだこれは?」と思っていたのだけれど、観終えてもやっぱり、「何なんだこれは!」としか言いようがない。それにしても、この映画を「他人事」として観ることができる大人がいるのだろうか。家族関係不快玉を次から次へと投げつけられるような感じだった。中島哲也監督のこだわりなのか露悪趣味なのかよくわからないんだけれども。
 ただ、つまらないかというと、妻夫木聡さんと黒木華さんの「怪演」もあって、気分は悪いが画面に引きつけられる映画でもあった。
 けっこう支離滅裂で、映画ファンには怒られるかもしれないけれど、松本人志監督の『大日本人』を思い出した。
 どこへ行こうとしているんだ、中島哲也。この『来る』にけっこうなお金がかけられて、大規模に全国公開されてしまうのは、ある意味すごいよなあ。


 西武の炭谷捕手の人的保障に、巨人の内海投手が選ばれた。
 巨人は内海のプロテクトを外していたのか。

 年齢的には炭谷選手が31歳、内海投手が36歳ということで、これから現役で活躍できる期間を考えれば、ということでもあるのだろうけれど、巨人に入るために高卒時にドラフトでオリックスの指名を蹴った内海投手が、こうして移籍していくことになるとは。
 本人としても、今は出番が多そうなチームに行くほうが良い、という気持ちもあるのかもしれない。人というのは、年齢や経験によって、変わっていくものだし。

 有馬記念の枠順が決まった。武豊オジュウチョウサンが1枠1番で大歓声。持っている男は違う、ということか。
 僕が本命にしようと思っていたレイデオロは6枠12番、内枠が欲しかったキセキは7枠14番。うーむ、これで予想が難しくなってしまった。他の有力馬がみんな外枠になってしまい、好枠を引いたジェンティルドンナが勝った年みたいになりそうな気がする。
 去年のキタサンブラックからほぼ総流ししたものの、クイーンズリング抜け、という悪夢もあるし、有馬記念は本当に難しい。
 サトノダイヤモンドの3枠6番なんて、枠順だけで無視できないよなあ。デムーロのモズカッチャン2枠3番は、去年のクイーンズリングの再現があってもおかしくないし。
 オジュウチョウサンはさすがに無い、お客さん、だと思っていたけれど、1枠1番だと気にはなる。

 
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