今日で今年も最後なのだが、いつもの副鼻腔炎が出てしまったようで、少し頭が重い状態で過ごす。まあ、休みでとりあえずよかった。
夜、よゐこの無人島に後ろ髪をひかれつつも、『紅白歌合戦』を観た。
前半は、広瀬すずさんの危なっかしい司会にハラハラしつつ、なんだかやたらと人がたくさん出てくる曲ばかりだなあ、と思っていたのだが、後半に入ってからは、怒涛の大物アーティストラッシュで、トイレに行くタイミングもないほどだった。
『U.S.A』はみんなで盛り上がっていたし、北島三郎さんも復活。
aikoさん、ここで『カブトムシ』か!
米津玄師さんが、故郷・徳島からの中継で登場。おお、これは僕が2017年の春、再就職する前に行った大塚国際美術館!
個人的にもすごく印象深い場所でもあり、この年の瀬に聴く米津さんの歌は、すごく心に沁みた。『Lemon』良い曲だな。
大塚国際美術館、ちょっと遠い場所だけれど、今度は子どもたちを連れていきたいなあ。でも、あの広さと展示数の多さは、子どもたちにはつらいかも。元日から開館するらしいので、あれだけのセットの跡片付けも大変だよなあ。
さらに、松任谷由実さんにMISIAの熱唱。
石川さゆりさんと布袋寅泰さんのコラボ『天城越え』は、あまりにもシュールで、ふたりが同時に画面に映っていると、つい笑いがこみあげてきてしまったのだが、最後のサザンオールスターズの桑田さんとユーミンが並んで一緒に歌っている姿には、昭和から平成を生きてきた人間のひとりとして、感動せずにはいられなかった。
あらためて考えてみると、サザン、ユーミンというのは「昭和枠」で、B'zとかMr.Children、宇多田ヒカルさんのほうが「平成枠」のような気もするのだが、平成の30年間を走り抜けてきたサザン、ユーミンはやっぱりすごい。
僕が物心ついてからの紅白のなかで、いちばんよかったと思う。
今年は、紅白歌合戦とNHKの「本気」を見せてもらった。
ただしそれは、僕が年をとってきて、紅白を面白いと思うようなオッサンになっただけ、なのかもしれないが。
年越しは、毎年恒例の『ゲームセンターCX』で。
毎年のことだが、つい数分前まで「今年も終わりだねえ」なんてしんみりとしていたのに、カウントダウンが「0」になったとたんに「おめでとう!」みたいな雰囲気になるのが、けっこう苦手だ。テレビ番組も、年末特番のほうが正月番組より面白い気がするし。
とはいえ、いま、こうして生きて新年を迎えられたのは、ありがたいことではある。副鼻腔炎だけど。
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