検査、外来での仕事などが続き、遅番まで終えてから帰宅。
今月はそれなりに黒字になりそうだ、と思ったところで臨時の支出が必要となり、内心、かなり落ち込んだ。
お金はあの世まで持っていけるものではないし、高価だけれど欲しいものがある、というわけでもないのだが。
『2019年本屋大賞』のノミネート作が発表された。
毎年、ノミネート10作のうち半分くらいは既読なのだが、今年はすべてが未読だった。
こんなことは、『本屋大賞』がはじまって以来、はじめてた。
大番狂わせ、というラインナップではないはずなのだが。
伊坂幸太郎さんや三浦しをんさん、直木賞は残念だった森見登美彦さんなど、『本屋大賞』常連作家が並んでいる一方で、瀬尾まいこさんの『そして、バトンは渡された』や小野寺史宜さんの『ひと』など、『本の雑誌』で高く評価されていた作品もノミネートされていて、なかなか興味深い。僕が苦手な作家の作品も2つ入っていて、うーむ、という感じではあるのだけれど。
宣伝上手、とか、書店員ウケがいい、ドラマ化しやすい、というような、『本屋大賞』に好まれる作家・作品って、あるのだよなあ。
「泣ける」とオビに書いてある、とか。
僕は、そんなに泣きたきゃ、玉ねぎでも切ってろよ、としか思わないのだが。
「もう嫌だ」とか言いながら、買って読んでは、「やっぱり合わない」とか愚痴ばかり言っているのは、まさに自己責任なのだけれども。
- 作者: 瀬尾まいこ
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- 作者: 森見登美彦
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