じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

『SUPER FRIDAY』の吉野家の牛丼並盛クーポンの損得を考える。

 久しぶりに、ソフトバンクの『SUPER FRIDAY』の「吉野家の牛丼1杯無料」に参加してみることにした。
 前回の牛丼無料の際の大混雑に辟易したのか、先週は、どこの吉野家も前回ほどの賑わいではなかった、というのを見たので。
 それにしても、遅番の仕事を終えたあとに、わざわざ車を運転して家から遠ざかって吉野家に行くのは、けっこうつらい。
 そもそも、ガソリン代に移動+待ち時間などを考えると、けっして収支としてはプラスにならないような気がする。
 ただ、380円の牛丼並盛のクーポンは、今日行かないとゼロになってしまうと考えると、ものすごく損をするような気分になるのだよなあ。
 本当にうまくできているというか、食べ物というのは、一度それを意識しはじめると、食べないとおさまりがつかなくなってしまうこともある。松屋の定食とか、新商品が出るたびに食べなければ、と出かけていくのだが、実際に食べてみると、まあ、予想通りの味だったな、ということばかりなのだ。もちろん、不味いわけではないのだけれど。
 今回は、19時くらいという、いちばん混みそうな時間に到着し、駐車場には3台待ち。ようやく停めることはできたものの、店内も行列だったので、引換券だけもらって撤退してきた。しかし、これでは、また牛丼に引き換えにいくために店まで来なければならないわけで、結局、このキャンペーンをうまく利用できる人というには、家の近くか通勤でパッと寄れるところに吉野家があって、混雑しない時間帯に利用可能、という条件になるのではないか。どうせだったら、週に1回いつでも使えるクーポンにするか、電話料金から380円割引にしてくれればいいのになあ。
 こういうのは、店に行列をつくる、という宣伝目的もあるのだろうし、ユーザーすべてから380円×4回分、1か月に値引きするよりもインパクトはある(それに、吉野家のほうも何割かは負担しているはずだ)。もちろん、すべてのユーザーがクーポンを毎回利用するわけではないだろうし。これ、何割くらいの人が使っているのだろうなあ。