じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

『ワイドナショー』に出演していた秋本治先生は、仙人みたいな人だった。

 来るはずの台風は速度が遅く、なかなか近づいてこない。
 雨は断続的に降ったり止んだりで、風も少し強い程度。

 夏競馬も終わりということで、久々に馬券を少し買ってみた。
 新潟記念ハンデ戦に実力伯仲というか、どの馬も不安なところがあるような感じだったのだが、終わってみれば2番人気のアデイインザライフが勝ち、1番人気のアルバートドックが2着で、馬連2番人気の決着だった。
 こういういかにも荒れそうなときに、案外、人気サイドで決まることってあるんだよなあ。この組み合わせで馬連1990円もついたにかかわらず、馬券は当たるも大幅マイナス。競馬は難しい。
 小倉は雨が降らず。良馬場で小倉ステークスが行われ、レーヌミノルが圧勝。今回のメンバーでは抜けて強かった。

 今日のカープは神宮でヤクルト戦。4−0とリードしながら、ヤクルトに1点差まで詰め寄られる嫌な展開だったが、中崎が締めて4−3で逃げ切り勝ち。こういうのが強いチームの勝ち方なのだろう。
 巨人が今日も敗れたため、マジックは4まで減った。これで、来週の火曜日からのマツダスタジアムでの中日3連戦で地元胴上げの可能性が出てきた。とはいえ、中日もここへきて6連勝で、巨人の結果次第、というところではあるのだが。この3連戦で決められないと、ビジターでの胴上げになりそうなんだよなあ、日程的に。
 パリーグソフトバンク楽天に完敗し、日本ハムオリックスと引き分けて、ソフトバンクのマジックが消滅。
 日本ハムオリックスと延長戦を戦っていたのだが、延長12回の裏、もう日本ハムの勝ちはなくなった状況で、オリックスの先頭バッターが出てノーアウト1塁のところで大雨が降ってきてコールドゲームに。
 ネットで速報をみていて、このノーアウト1塁は、けっこうイヤな感じだなあ、サヨナラ負けしそうな流れだよなあ、と思っていたので(天気のことは試合速報ではわからなかったのだけれど)、このコールドゲームには、日本ハムのツキを感じた。
 パリーグは、そう簡単に決着がつきそうにない。

 夜、『ワイドナショー』に『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の秋本治先生がコメンテーターで出演されていた。
 最初に『こち亀』の話を少しされていたのだが、「重大な発表があるということで……」と切り出されたあとで、「実は……『こち亀』は200巻で終了することになりました……」と仰っていて、「いやそれ、みんなも知ってるよ!」とテレビに向かって言ってしまった。
 そりゃ、ネットは見ない、という人は初耳なのかもしれないけど……
 紹介されていたUFOキャッチャーの話も、女の子の育成ゲームの話も、読んだ覚えがあったし、『こち亀』は本当に「時代」を描いてきたのだなあ、と感慨深い。ずっと変わらないようで、その時代の面白そうなものをずっと追いかけてきた作品だし、それを僕もずっと読んできたのだなあ、『こち亀』を。
 秋本治先生は、両さんのようなエネルギッシュなキャラクターを描いている人にもかかわらず、なんだか仙人みたいな人で、ちょっと意外な気がしたのだが、ああいう人だからこそ、40年も描き続けられたのかもしれない。