3月3日は桃の節句。
とはいえ、男子ふたりのわが家にとっては、毎年「娘がいれば、何かやったかもしれないけどねえ」で終わってしまう日でもある。
ときどき、女の子の父親になってみたいと思うのだけれど、その話をすると「どうせふだん面倒みるのはあなたじゃないでしょ」と怒られる。
子どもがどうしても欲しい夫婦がいて、男の子じゃないとダメ、という家もあって、人というのは、結局完璧に満たされるということは無いものなのだろう。
もちろん、今持っているもので満足している、という人もいるのだけれど。
ニンテンドースイッチが発売されたのだが、最近あまり時間がなくて、ゲームも現時点ではPS4の『スーパーロボット対戦v』だけで十分なので、とりあえず「もしどこかで見かけて、偶然お金も持っていたら買う」くらいのつもり。
しかし、携帯ゲーム機やスマートフォンでのゲームがこれだけ一般的になっているなかで、新しい据え置きゲーム機の発売に、僕は生きている間に、あと何度立ち会うことができるだろうか。
40代半ばにもなって、まだゲーム機の発売日にワクワクしていることそのものが、大人じゃない、のかな。
『日本アカデミー賞』は、作品賞、監督賞ともに『シン・ゴジラ』。
特撮の(基本的には)娯楽映画が評価されたというのは素晴らしいことだが、『君の名は。』との比較は難しいところだ。
どちらも素晴らしい映画だったけれど、社会現象になったという点では、『君の名は。』の勝ちかもしれない。
ただ、今年に限っては、どちらかが受賞すれば文句なし、で良かろう。
あと、主演男優賞を、佐藤浩市さんが『64(ロクヨン)』の「前編」で受賞していたのには、ちょっと笑ってしまった。後編はスルーかよ!
後編は主人公のキャラクターが崩壊して、中途半端な刑事ドラマになってしまってガッカリしたというか、苦笑してしまったものなあ。なぜか広報官が大捕物をはじめるんだもの。原作者の横山秀夫さんは、何も言わなかったのだろうか。『64』前編の佐藤浩市さんの「耐える男」は素晴らしかったんだけど、「前編」のみでの受賞というのは異例ではないか。前編での功績も含めての「後編」での受賞は、けっこうありそうだが。
25時に就寝。
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