WBC決勝は、プエルトリコ対アメリカ戦。
日本代表が昨日敗れてしまったため、正直、興味はかなり薄れてしまったのだが、それでもどこが優勝するのかは気になる。
予選ではプエルトリコが勝っており、決勝も接戦になるかと思いきや、結果をみると、アメリカ代表が8−0とかなり大差がついていた。
トーナメントで、選手、とくに投手を出し惜しみせずに起用できる状況では、アメリカ代表が有利だった、ということか。
日本の高校野球でも、いちばん試合内容が面白いのは準々決勝くらいで、決勝はワンサイドゲームになることが多い、なんて言われている。
早稲田実業対駒大苫小牧の延長引き分けからの再試合、なんていうのもあるのだけれど、松坂大輔投手が決勝戦でノーヒットノーランをやった試合もあったなあ。
野球というのは、1試合という単位では、チームの実力差が必ずしも結果やスコアに反映されないスポーツで、野球のトーナメントはとくに「番狂わせ」が起こりやすいように思う。その日の先発ピッチャーのデキひとつで、試合展開が全く違ってくるし。
もちろん、どんなスポーツも「試合前の予想通り」にならないからこそ、実際に試合をやる価値があるのだけれど。
しかし、準決勝、決勝のアメリカ代表は強かった。準決勝の菊池のホームランの1失点だけなのだから、つけいる隙もほとんどない。
これまで、アメリカではそれほど盛り上がっていなかった、というWBCにとっては、開催国が第4回にしてはじめて優勝したというのは、今後の見通しを明るくしたのではなかろうか。
ただ、アメリカが本気になればなるほど、北米・中米のグループとその他の地域のグループの力量差が開いていきそうな気もする。
東京オリンピックを見据えて、次期代表監督は原辰徳さんが有力と言われているようだけれど、代表監督はプレッシャーのわりにはそんなに待遇が良くない、という話もあり、年齢的にも、まだプロ野球チームの監督の声がかかる可能性も十分ありそうな原さんがあえて亜中の栗を拾いに行くだろうか。
夜、サッカー・ワールドカップアジア最終予選、アウェーでのUAE代表戦。
本田がスタメンから外れたのだが、「ずっと本田頼みじゃねえ……」と思っていた僕も、出場していないと「本田がいなくてもだいじょうぶなのかな……」と不安になってくる。なんのかんの言っても、大事なところで何度も決めてきた人だから。
「疑惑の判定」などもあって、ホームで負けている相手だし、中東での試合は難しい、というイメージがあったのだが、前半15分くらいに久保のゴールで先制し、後半には今野が追加点をあげ、2対0とリード。川島も素晴らしいセーブ!
川島、試合勘はどうかな、と不安視していたけれど、今日はハリルホジッチ監督の起用が見事に的中した。
UAEも負けならキツい、引き分けなら、まだこれからチャンスはある、という状況なので、先制されてしまうか、同点で相手が守りに入ってしまうとキツいな、と予想していたのだけれど、理想的な試合展開での勝利。
これで、サウジアラビアが勝ち点13で首位、日本も13点だが得失点差で2位、オーストラリアが10点で3位。UAEは9点で4位。
オーストラリアは無敗なのだが、2勝4分けで、勝ち点が伸びていないようだ。
今日の試合結果で、日本代表としては、ワールドカップ出場への視界が開けてきた。
しかし、こういう「なんとか試合終了までリアルタイムで観られる時間設定」というのは、ありがたいけれど、明日キツいよね間違いなく。
27時に就寝。
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