じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

『怒り新党』の最終回・総集編に、夏目三久さんの名前すら出てこないというのは、さすがにおかしいよ。

 ときおり雨がぱらぱらと降る、そんな一日。
 少し遅めに帰宅し、『怒り新党』の最終回を観た。
 最終回は、看板コーナーの「新・3大」の傑作選。
 このコーナーのネタ切れが、番組終了のひとつの理由ではあるのだろうな。
 ほとんど、リアルタイムで観ていたものなので懐かしい。
 アイススケートの「パイルドライバー」や『チャージマン研!』懐かしいなあ。
 僕は「バカバカしい昔の特撮」とか「海外のトンデモ番組」がけっこう好きだったのだが、どちらかというと、「すごい映像」のほうが多かったかな、という感じ。
 「国民の怒りの声」のトーク部分の総集編も流れるかと思ったのだが、それはなし。
 あと、僕の印象に残っているのは、ブロードアピールの追い込みの回で夏目三久さんが涙を流していた場面なのだけれど、そういえば、6年間のうち5年間番組を支えてきて、不祥事での降板ではないはずの夏目三久さんが、名前すら出ない、さらに、夏目さんのことを思い出すような「新・3大」の回も採りあげるのを避けているように感じた。ボナリーの回もなかったし。
 後任の青山愛さんに気を遣って……だけじゃないよなこれは。
 この番組を振り返るのであれば、夏目さんの名前さえ出ないのは、「意図的」だとしか思えない。
 トークの総集編がなかったのも、夏目さんの話題を避けるため、ということなのか。
 まあ、有吉さんとの結婚報道とかいろいろあったのは確かだけれど、それは事務所とかテレビ局側の事情であって、ずっと観ていた側としては、すごく残念。


 青山愛さんに、マツコさんが「潔い嫌われっぷりだった」と言っていたのは、たぶん、最大級の褒め言葉なのだと思う。
 青山さんは、この番組のなかで、けっこう良いアクセントになっていた。
 僕は青山さんのこと、けっこう好きになりました。
 番組の主役のひとりだった夏目さんの後任としてプレッシャーもあっただろうけど、タイミングが悪かったよなあ。あんな揉め事がなければ、「二代目」として、けっこう長くやれたのではなかろうか。
 有吉さんが「自分たちより、みんなのほうが最近はもっと怒っている」と言っていたのは、たしかにそうだよね。ネットには「怒り」が溢れているし。
 そういう意味では、たしかに「もう、『怒る』のがもてはやされる時代じゃない」とは言えそうだ。

 25時に就寝。


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