朝起きて、ネットでニュースをみていたら、「佐藤琢磨、インディ500で優勝」の一報に驚いた。えっ、インディって、F1のモナコGP、ル・マン24時間と並んで、「世界三大レース」と言われている、あのインディ?
今年のインディ500は、F1ドライバーのアロンソ参戦で盛り上がっていたのだけれど(アロンソは残念ながら途中でリタイア)、まさかこんな結果が待っているとは。
F1でも、日本人ドライバーは表彰台が精一杯で、インディカーレースで佐藤琢磨選手が善戦しているとはいっても、まさかこの超大レースで、日本人初の勝者になるなんて、夢にも思っていなかった。
そもそも、佐藤選手は、これまでのインディカーのキャリアで、2013年に1勝しただけなのだ(ひとつ勝っているだけでもすごいのだが)。
いやほんと、アロンソがモナコGPをパスしてでも乗りに来るようなレースで、日本人ドライバーが勝つなんて!
昨日録画していた『しくじり先生』の高橋名人の回を観た。
「本当はゲームが下手なのに、上手いふりをしていて子どもたちを騙していた」とのことだけれど、高橋名人が見せていた「16連射」が噓じゃなければ(それこそ、有名なデマの「バネが入っていて逮捕された」、ということでもなければ)、『スーパーマリオブラザーズ』が下手でも、どうでもいいような気がする。いや、子どもの頃に聞いたら、「ええーっ!」というくらいのリアクションはするだろうけど。
ただし、実験してみた人によると「バネを入れても、連射が速くなるわけではなく、むしろ遅くなってしまう」らしい。
「ゲームは1日1時間」
これを聞いたゲーム会社の偉い人が激怒した、というのには驚いた。
テレビゲームという新しいホビーを広く長く普及するためには、このくらいの「健全性アピール」はプラスになるはずなのに。
どうも、当時のゲーム業界の偉い人たちは、焼畑農業的というか、この遊びが30年後も続いているとは思っていなかったようだ。
しかし、給料以外の追加ギャラはゼロというのには、さすがに驚いた。
そんな高額じゃないとしても、少しはボーナスをもらっているものだと思っていたのだ。
でも、大変だったとは思うけれど、高橋名人は「しくじった人」じゃないよね。いや、そうであってほしいという願望込み、ではあるのだが。
名人に自己否定されると、子どもの頃の自分自身も否定されたような気がしてくるのだよなあ。
24時に就寝。
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