じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

『おんな城主 直虎』の第22回「虎と龍」には、「これは『イケメン戦国』なのか?」と苦笑せずにはいられない。

 今日は東京競馬場での5週連続G1のラスト、安田記念
 今週も混戦模様だけれど、安定感と4週連続G1勝利を目指すルメール騎手鞍上ということもあり、イスラボニータ単勝3.5倍と少し抜けた1番人気。以下、単勝人気はエアスピネルレッドファルクスステファノス、アンビシャス、グレーターロンドン、サトノアラジンロゴタイプの順。
 パドックで香港馬2頭の馬体重が大幅に減っており、コンテントメントは歩くのもだるそうな感じに見えたので消し。
 レースは、またスローになるのかなと思いきや、16番からロゴタイプが逃げて、淀みのないペースになった。
 イスラボニータは好位、エアスピネルはスタートが決まらず、予想外の後ろから。
 さて、最後の直線、ルメールはどこを割ってくるのかな、と見ていたのだが、内ラチ沿いを選択したロゴタイプの脚色はなかなか鈍らず、他の先行していた馬たちが沈んでいくなか、最内の経済コースを一人旅。うーむ、ロゴタイプ、去年は完全にスローペースで逃げ、モーリスが伸びず、という展開勝ちだとみていたのだけれど、こんなに強かったのか……
 しかし、これはまずい。ロゴタイプ絡みの馬券は、イスラボニータと僕がずっと買い続け、裏切られ続けていたサトノアラジンがいる7枠とステファノスを狙って買った8枠の枠連しか持っていない。本命にしていたイスラボニータは、グレーターロンドンの後ろでもがいており、厳しそう。
 ああ、これはダメか……と思ったところで、外から、オレンジの帽子の馬がグイグイと伸びてきた。
 サトノアラジン! 連れてレッドファルクス
 サトノアラジンは、ゴール直前で測ったようにロゴタイプを差し切って、悲願のG1勝利。2着に強かったロゴタイプ、3着レッドファルクス。4着にグレーターロンドン、5着エアスピネル
 結果をみると、去年の安田記念出走組で最先着していた2頭のワンツー。こういうことって、終わってから気づくのだよねえ。
 まあ、僕の馬券はほんの少しプラス、くらいではあったのだけれど、外れることに比べれば上出来だし、4歳のマイルCSから、豪快な差し脚に魅せられてずっと馬券を買い続け、仕掛けが遅くみえたり、前が詰まったり、ミッキーアイルの斜行のあおりを食らったりして外し続けてきたサトノアラジンがようやく勝てたレースでささやかながら当てることができたのは嬉しい。
 こういうのって、さすがにもう要らないだろう、と見放すと来てほぞを噛む、というのが定番なので。
 この馬のこれまでの人気と今回の7番人気というのをみると、「今回はさすがにもう無いだろう」と買わなかった人も多かったのではなかろうか。
 とはいえ、前に行きそうなロゴタイプと後ろから差しに徹しそうなサトノアラジンという組み合わせは、馬券的にはけっこう買いづらい。間にイスラボニータとかが入りそうだよね、位置どりやお互いが有利なペースも考えると。
 今回の良馬場、外枠というのは、これまでサトノアラジンをみてきた僕にとっては、ようやくいろんな条件が揃ったようにみえた。
 ふだんは勝利騎手インタビューが政治家の答弁のような「塩対応」の川田騎手も、今日は表情を引き締めようとしても、つい緩んでしまう、という感じで、喜びが伝わってきた。
「天気と枠がようやくはまってくれた」
 前走負けてしまったことで人気が落ちて、思い切って後ろから外を回す騎乗ができたことも大きかった。
 もっと人気になっていたら、去年のマイルCSのように、「内をついて勝ちにいかざるをえなかった」かもしれない。

 枠連7−8はイスラボニータステファノス+ちょっと気になる馬がいるということで枠連にしたのだけれど、サトノアラジンロゴタイプで決まったというのは、「ダブル代用で的中」という、枠連の醍醐味ではあった。
 終わってみれば、サトノアラジンからの馬連だったら……とか、考えてしまうのだが。万馬券だったし。
 でも、ロゴタイプは、去年がまぐれだとばかり思っていたので、馬連だったら、イスラボニータから抑える程度で、サトノアラジンとの組み合わせにまでは手が回らなかったな。枠連を買っていると、年に1〜2回くらい、こういう当たり方をしてくれる。


 今日のカープマツダスタジアムでロッテ戦。
 中村祐太先発か……そろそろ負けそうな気も……と不安もあったのだが、蓋を開けてみれば、バティスタ選手の2試合連続大だホームランなどの一発攻勢もあり、7−1で快勝。
 中村祐太投手は、これで3勝0敗。ほんと、勝ち運持ってるねえ。


おんな城主 直虎』は、第22回「虎と龍」。
 スケコマシに完全にハマってるじゃないか直虎……しっかりしてくれよ……というか、このドラマ、4月からずっと地味展開が続いているんだが……主要登場人物が次々と死んでいった最初の頃と同じドラマとは思えん。というか、ここでこんなにのんびりするくらいなら、最初のほうをもう少し時間をかけて描いても良かったのでは。
 あまりにイケメン(=龍雲丸)押しなので、小野政次の存在感がすっかり薄くなってしまったぞ。
 にもかかわらず、人気があるゆえに、どうでもいいシーンでどうでもいい芝居をさせられる高橋一生さんが不憫になってきた。
 これは、嫉妬に狂った政次が謀反を起こす、という展開への布石なのか?それはちょっとやめてほしいな……

 24時に就寝。明日からは新職場二週目


 今日のことわざ:仏の騎手も三度まで