午前中外来、午後から病棟仕事など。
来週の月曜日が祝日ということもあって、会議や説明会がいくつか重なっていた。
そうか、来週は久々の連休なのだなあ。
仕事を終えて、生暖かい風が吹きつけるなか、映画館へ。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』を観た。
平日とはいえ、大混雑かと思いきや、僕も含めて観客は7人のみ。
2D字幕版だからなのか、月曜日から映画を観る人が少ないのか、レイトショーの一つ前、という時間のためなのか。
作品そのものは、なんというか、「いつもの『パイレーツ・オブ・カリビアン』だった。
ジャック・スパロウの登場の仕方もなかなか凝っていて、思わずニヤニヤしてしまう。
スパロウの動きやアクションの仕掛けの面白さに、ところどころクスリと笑ってしまうのだが、昨日子供たちと頑張って遊んだからなのか、観ていて何度か寝落ちしてしまった。基本的に画面は暗めだし、ストーリー的には、なんかゴチャゴチャと敵味方が入り乱れていて、ご都合主義的な「衝撃の事実」が明かされ、強いアイテムの力で問題解決、という「いつものパイレーツ」で、「いやこれ、面白いはずだろ、けっこう楽しみにしていたはずじゃないのか自分!」と言い聞かせながら、何度も意識が遠のいてしまった。
まあ、ストーリーよりも、世界観やアクションや映像を楽しむ映画だからなあ、このシリーズ。
第一作は、こんなディズニーの名義貸し映画なんて、面白くないよなあ、と思っていたら予想よりずっと楽しくて驚いたのだが、二作目以降は、こちらがハードルを上げてしまって、「まあ、こんなものだよね……」という気持ちで観終え続けている。
ジョニー・デップのジャック・スパロウとメインテーマが流れてさえいれば、なんとなく満足できる映画ではあるんだけどさ。
映画というより、イベントとかアトラクションだよね、これは。
なんとなく、大団円な感じの終わりだったのだが、ディズニーは基本的に収益が見込めるかぎりはシリーズものの続編をつくっていく、というコンテンツビジネスをやっているので、たぶん、ジョニー・デップが投げ出さないかぎり、続いていくのだろうな。
ただ、主要キャストが「もう演じたくない」なんて揉めることもなく、「子供たちに愛されるジャック・スパロウ」をジョニー・デップも楽しんでいるようにみえるのは、好感が持てる。
今夜はなるべく睡眠時間を確保するため、24時に就寝。
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