とりあえず、今日の仕事を終えたら、束の間の夏休みなのだが、中耳炎はだいぶ良くなったものの、まだ喉がすっきりしない感じは続いている。クーラー入れ過ぎなんだろうけど、切ったら暑くて眠れないしなあ。
中耳炎に関しては、いままで市販薬を飲んでもなかなか治らなかったというか、耳の奥から膿汁が出続けてどうなることかと思ったのだが、病院で薬を出してもらったら3日くらいで劇的に改善したので、病院で働いている人間としては、少し安心してもいる。やるじゃん、病院の処方薬、みたいな。まあ、薬局で売られている薬とは、同じ成分でも含有量が違うこともあるし、保険が効くから安いし。
それでもやっぱり、病院を受診するというのは「敷居が高い」のだよなあ。他人に自分の身体をみせて、なにかと詮索されるというのに抵抗があるというのはわかる。なかには、敷居が低すぎるのではないか、と感じる人もいるけどさ。
AIやロボットによる「無人診療」みたいなのができたら、そのほうが受診しやすい、という患者さんは多そうだ。
病院で働いていると、甲子園の高校野球と大相撲の視聴率の高さは、この20年くらいずっと変わらないように思う。
入院患者さんに高齢者が多いからなのかもしれないが、こういう人たちが、定番コンテンツを支えているのだな、ということがよくわかる。
今年の夏の甲子園は劇的な試合が多いし、病室での会話でのちょっとした糸口にもなるのだよなあ。
広陵高校の中村捕手が今大会4本目のホームランを打ち、あの清原の大会記録の5本に、あと1本と迫ったとのこと。あの清原が、スポーツ新聞のサイトでは「清原氏」と、「なるべく触れたくないが、この話題では触れないわけにはいかない人」のように扱われているのが、なんだか悲しい。それでも、事件直後のNHKの中継のなかでの「甲子園を飾った名選手」で完全スルーされたことを思えば、少しは復権してきた、とも言えるかもしれない。
仙台育英と大阪桐蔭の試合は、まさに「劇的な幕切れ」だった。
あれほど鍛え抜かれた選手たちが、何度も繰り返してきたプレーのはずなのに、この舞台、あの状況で、ファーストのベース踏み忘れ、なんてことが起こるのだ。
正直、仙台育英の逆転勝ちよりも、大阪桐蔭のファーストの選手が心配になってしまった。
24時に就寝。
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