じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

『リニア・鉄道館』に行ったのだが、『レゴランド・ジャパン』も応援したい。

 宿泊先のホテルを出て、名古屋駅から『リニア・鉄道館』へ。あおなみ線にどこから乗れるのか、探すのがけっこう大変だった。『リニア・鉄道館』って、あの『レゴランド・ジャパン』の近くにあるのだなあ。子供たちはレゴランド、お父さんは『リニア・鉄道館』で、けっこう幸せになれそうな気がするが、子どもは子どもで、けっこう鉄道好きな子も多いんだよなあ。
 ミュージアムショップで、「この限定モデルのリニアモーターカーのモデルにしたら?」とお父さんが子供に薦めていたのだが、子どもは「この蒸気機関車のほうがいい!」と譲らず。ああ、親の心、子知らず、だな、なんて、ほほえましく眺めていた。
 『リニア・鉄道館』では、リニアモーターカーのシミュレーターの体験乗車ができたり、昔の新幹線の車両が展示されていたりするのだが、昔の新幹線を眺めていると、そういえば、親とあんなところに行ったなあ、なんてことをいろいろ思い出す。食堂車もあったよねえ。
 今回、博多から名古屋まで新幹線で3時間20分くらいで、博多から東京まで、「のぞみ」だと5時間くらいで着いてしまう。乗り物の中にいる時間は飛行機のほうがずっと短いけれど、搭乗前の手続きや荷物検査、ボディチェックにかかる時間や手間、空港から街中までの移動なども考えると、博多からなら、新大阪なら新幹線のほうが便利だし、電車好きな僕にとっては、博多から東京でも、新幹線のほうがラクな気がする。
 同じ新幹線という名前でも、開業当初に比べると、だいぶスピードアップして、博多から東京までの所要時間も短くなっているのだよなあ。
 メカとしてのリニアモーターカーには憧れるけれど、長い時間をかけて開発しているうちに新幹線が高速化して、リニア建設にかかるコストほどの時間短縮のメリットは無くなったように思う。
 しかし、JR東海の営業収益の80%は新幹線、というのをみて、ちょっと驚いた。本当に「日本の大動脈」なんだな。
 レゴランド・ジャパンについては、なんというか、地元や行政も観光の目玉として期待しているのなら、もっと協力して盛り上げてあげればいいのに、と現地で感じた。
 ディズニーランドやUSJは、そこへ向かう列車や駅で、すでに「ウキウキ感」が漂っているのに、レゴランドの最寄り駅は「本当にここで降りて良いのだろうか?」という雰囲気(いや僕はレゴランドには行ってないんですけどね)。
 なにかと悪いイメージばかりが植え付けられているレゴランド・ジャパンだけれど、僕はレゴという会社の企業理念が好きだし、レゴで遊んでいる子供を見たり、一緒に何かをつくったりするのも好きだ。ディズニーランドやUSJだって、開業当初からそんなに評判が良かったわけじゃないし、まだまだこれから。
 せっかく、「ディズニーランドやUSJにはまだ早い子供たちが楽しめる施設」が、観光地としてはいまひとつ魅力に欠ける名古屋にできたのだから、批判ばかりじゃなくて、改善してもっと盛り上げていってほしいと思う。今度は子どもたちを連れてレゴランドに来るつもりだから(ただし、うちの子どもたちも、どちらかというと『リニア・鉄道館』のほうが好きかもしれない)。

 夕方に大阪まで来て、猛暑のなかホテル着。さすがに疲れた。
 そして、カープの試合結果をみて、また疲れも倍増。
 今日は中崎をクローザーとして起用したものの、同点に追いつかれ、またDeNAにサヨナラ負け。
 まあ、こういう時期もあるのだが……今日の試合結果よりも、鈴木誠也の怪我があまりにも痛い。
 「右脛骨内果剥離骨折で全治不明」とのこと。
 アキレス腱や膝の靭帯よりはマシだとは思うのだが、好事魔多し、としか言いようがない。
 ペナントレースは貯金があるので1位で通過できると思うのだが、誠也抜き、先発もリリーフも不安な状況で、ポストシーズンを勝ち抜けるだろうか……
 何より、鈴木誠也は、野球界の大事な財産だぞ……

 広陵も負けちゃったしなあ。

 夏には魔物が棲んでいる。
 
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