朝から長男と次男を連れて、少し離れた街に長男の習い事へ。
最近は、理科実験教室というのがあって、少しでも科学に興味を持ってくれればいいな、と思いつつ通わせている。本人も楽しんでいる、ように見える。
しかし、こうして日曜日にも「やらなければならないこと」を入れているというのが、本当に正しいことなのかどうかはわからないのだけれど。
長男が実験をしているあいだ、次男と公園で遊ぶ。
小さなすべり台に自力でのぼり、「シュー」する次男。
もうすぐ3歳くらいの時期って、本当に日々成長を感じるイベントが起こり、見ていて飽きないな……なんて思っていたら、夕方、回転寿司屋で、小皿の醤油をスプーンで掬って湯のみの水に入れて、「色が変わったよ!」と喜ぶという謎の実験をはじめてしまって困った。
人間って、微笑ましい方向にだけ成長する、というわけじゃないんだよな……
それもまたある意味「順調」なのだろう、たぶん。
次男を抱っこして歩いているときに、iPhoneを道路に落としてしまった。
ああ、また落としちゃったな、と鷹揚に構えて拾い上げると、なんか様子がヘンです……
画面が割れてる……
僕はこれまで何度もiPhoneを落としてきたけれど、保護シートを貼っていれば、案外壊れないものだ、という印象を持っていたので、今回もそんなに心配していたかったのだが、液晶って、割れるときは割れるものなのだな……液晶というのは、アスファルトに弱いらしい。せめて背面から落ちてくれていれば……ちゃんとしまっておけば……と大後悔するも、割れてしまったものは致し方ない。
iPhone8には新しさも感じないし、Xは高すぎる。いまの6Sにとくに不満もないので、あと1年はこれでいこう、お金もないし、と決意したタイミングで、まさかこんなことになるとは……これは、iPhone8への機種変更チャンスか!と思ってしまうのが、ガジェット好きの御都合主義というものか。もし先に8にしたあとに起こった悲劇だったら、もっと激しく落ち込みそうなのだけど。
『おんな城主 直虎』第38回「井伊を共に去りぬ」。
武田信玄が「甲斐というのは厳しい土地で、強くなって外に出ていくしか生きる道がなかった」と述懐するシーンをみて、武田家が強大になり、勝頼の代に甲斐に新府城をつくって守りを意識したとき滅亡に向かっていったことを思い出した。
とはいえ、どんなものでもずっと拡大をつづけていくわけにはいかないので、守成を意識するタイミングと、それにあった指導者が得られるかどうか、というのが大きいのだと思う。
信長・秀吉・家康というのは、それぞれ別家の人間ではあるけれど、3人それぞれの個性・適性に応じて、うまくバトンタッチしていった、とも言えるのではないか。
当事者たちは、次に譲った、という意識はなかっただろうけど。
個人的には、信玄の死に寿桂尼の怨霊みたいなのが絡むのは、無意味を通り越して蛇足のように感じたのだが「おんな」を強く意識した『直虎』ならでは、ということか。
あと、直虎と龍雲丸との別れのシーンは、「ああ、こういうのが、お互いの人生観のや目指すものの違いによる『やむをえない別れ』ってやつなのかな」と腑に落ちた感じがした。
直虎と結ばれてから、龍雲丸のほうが、小さくまとまってしまったようにも見えていたので。
これ、まさに映画『風とともに去りぬ』のラストと重なっているんだよなあ。
自らのルーツである「土地」に希望を託す女と、彼女のもとを去っていく男。
『直虎』の恒例である映画パロディタイトルは、ときどきこんなふうに単なるダジャレじゃないときがあるから侮れない。
" Tomorrow is another day!"
レイデオロが強いのか、他馬が弱すぎるのか。
そして、ダービー1〜3着馬が出走せず、その他の上位馬も距離適性に疑問符がつく菊花賞はどうなるのか。
来週はもう、スプリーンターズSなのだな。
24時に就寝。
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