じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

息子は、『レイトンミステリー探偵社』を観ている父親の心の内を知らない。

 朝、新しくはじまった『レイトンミステリー探偵社』を観た。
 花澤香菜さん推しとしては観ないわけにはいかないが、これ、花澤さんファン以外が観る動機があるのだろうか……と思っていたのだが、子どもはけっこう探偵ものが好きなんだな、と息子をみていて納得。たしかに『名探偵コナン』も大好きだし。
 息子たちは、父親が「花澤さん……」とか思いながら観ていることを知らない。
 これ、予想以上にカトリーエイルのテンション高いな。


 桜花賞
 先週のサトノダイヤモンドのこともあって、最内枠は気になるし、G1で一番人気になるプレッシャーに慣れてもいない石橋騎手だし、とは思ったものの、こういうときほど、かえって考えすぎないほうがいいのだ、と自分に言い聞かせて、ラッキーライラック本命。二番手候補の筆頭はリリーノーブル、続いてマウレア、未知の魅力と不安が半々のアーモンドアイまで。パドックをみていて気になったので、トーセンブレスにも少々。
 アーモンドアイに関しては、シンザン記念以来の久々で、前走が道悪だったので、単なる道悪巧者なのでは……とも考えられたし、スタート前の発汗も目立っており、ああ、いかにも過大評価されて惨敗し、「アーモンドアイとは何だったのか」とか、競馬板に自嘲気味のスレ立てされるパターンだな、と買うのをやめようかと思ったのだが、これまでのレースVTRを観て、「これは強いな……」と僕のゴーストが囁いていたので、結局買うことにした。外枠も良さそうだったし。
 

 終わってみれば、アーモンドアイ圧勝。
 ラッキーライラックは、ほぼ完璧なレースをしたと思う。
 ひと叩きして状態が上がっていたリリーノーブルが、先頭のラッキーライラックに追いすがろうとしていたその外を、ものすごい脚で、アーモンドアイが並ぶ間もなく駆け抜けていった。
 ああ、やっぱり、以前のレースをみて「こりゃ強いわ!と感嘆した馬は、とりあえず買っておくに越したことはないみたいだ。どんなにネガティブな条件が頭に浮かんできても、実際に走っている姿を観たときに感じた印象というのは、けっこう正しい。
 ただ、今回のアーモンドアイのような馬は、買わないか、最低限の購入にとどめておいたほうが、馬券の回収率は上がるのではないか、とも思う。
 枠連1番人気の組み合わせだったので、配当は安かったのだが、とりあえずプラスにはなったので、機嫌良く過ごすことができた。
 ラッキーライラックも、うまく内枠をこなしてくれたのだが、今日はとにかくアーモンドアイが強すぎた。上がり33秒2って、『風のシルフィード』かよ!
 他の馬が止まってみえる、とはこういうことなのか。
 アーモンドアイのお父さんはロードカナロアで、お母さんはフサイチパンドラ
 フサイチパンドラ懐かしいな。カワカミプリンセス降着になったエリザベス女王杯で、繰り上がりでG1を勝ったんだよね。そのレース、カワカミプリンセス降着になったおかげで(と言って良いのかどうか微妙だが)、外れたと思った馬券が当たりになったのでよく覚えている。
「まあ、オークスでも……勝てると思いますね。トリプルクラウンも考えますね」
 とルメール騎手は「そこまで言い切るのか!」と驚くくらいの自信満々のコメントだった。もちろん、言葉の壁があって、「控え目なコメント」を日本語でできなかった可能性もあるけれど、今日のレースをみていたら、大言壮語とも思えない。
 母系からすれば、距離延長も問題ないはず。ただし、桜花賞ですごい脚で差してきたから、直線の長い府中ではもっと良い、とも限らないんだよね。府中はけっこう前が残るし。それでも、アーモンドアイに関しては、これは別格だな、という気がする。

 ところで、馬場入りのときに、レッドサクヤに跳ね飛ばされた人、大丈夫だったのだろうか。あれはびっくりしたな。