バルセロナを退団した、スペイン代表のアンドレス・イニエスタ選手がヴィッセル神戸に加入することが発表された。
けっこう話題にはなっていたのだけれど、最終的には来ないのだろうな、と思っていたので驚いた。
年俸はなんと33億円以上とのこと。
33億円って、キタサンブラックの生涯獲得賞金が18億7000万円くらいなのに……
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これで見ると、ただでさえヴィッセル神戸のチーム総年俸は突出しているのだが、イニエスタひとりで、2位から4位の3チーム(川崎フロンターレ、名古屋グランパス、鹿島アントラーズ)の年俸が払えるくらい、ということになる。
素朴な疑問なのだが、Jリーグのレベルはそこそこ高いとしても、スペインリーグやプレミアリーグよりは下なのは事実だろう。そんななかに、イニエスタのような世界のトップレベルの選手がひとり入ってきたとして、うまくその能力を周りの選手が活かせるのだろうか。『キャプテン翼』じゃないんだからさ。これでポドルスキも本領を発揮できる、ということになるのか。一昔前、中田英寿が、「自分の出したハイレベルのパス」に追いついてくれない味方に苛立っていたのを思い出す。それは、周りが追いつくべきなのか、中田のほうが相手のレベルを考慮してパスを出すべきだったのか。
お金をかけてきたわりには、それに見合った効果があがっているとは思えないヴィッセルの補強なのだけれど、楽天の三木谷社長は、それでも補強をやめないどころか、さらに凄い選手を連れてきた。33億円とはいえ、これでヴィッセルがメディアに露出すれば、楽天のロゴが入ったユニフォームも高頻度に映るだけで、案外、費用対効果も十分なのかもしれない。
巨人のナベツネさん、ソフトバンクの孫正義さんをみていると、どんなにお金をかけた補強が失敗しても諦めないというか、自分で脈があると思った賭けには躊躇しないという人が、プロスポーツのオーナー向きなのだろうな。
周囲から、「金満」だとか「お金のムダ」だと批判され続けることに耐えられるメンタルの強さって、けっこうすごいよね。
日本ダービーの枠順が確定し、注目のダノンプレミアムは、「ダービーでは有利」とされている1枠1番を引き当てた。皐月賞を使えなかったのは大きな不安材料なのだが、この枠順で、また人気が集まりそうだ。今年は、ダノンプレミアムを信じるかどうかのダービーになりそう。ちなみに、ミルコ・デムーロはブラストワンピースがいちばん強いと言っていたらしい。ただしソースは東スポ。
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