じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

現代の悲劇、iPhoneの画面割れ。

 土曜日で、昼過ぎまで仕事をしたあと、本屋に寄り道をしたら、携帯を落としてしまった。ああ、なんかイヤな感じの落ち方と音だったような……
 おそるおそる前面を確認してみると、やっぱり、の画面割れ。数時間前にだいぶ古くなっていた画面保護フィルムを貼り替えたばっかりだったのに。なんか今度のはフィルムが硬い感じだったんだよな、そもそも、落とさなきゃいいだけの話なのだが。
 現代の悲劇、iPhoneの画面割れ。日常に潜む、恐るべき罠。
 保証期限は切れているし、アップルストアはあまりにも遠く、すぐに修理もしてもらえない。というわけで、近場の修理してくれる店に行ったのだが、1万円オーバーの修理費はものすごく痛い。何かを買ったり食べたり遊んだり、といった出費に比べて、元に戻すための出費というのは悲しい。画面が復元されて、財布からお金が減るだけで、何もプラスにはなっていない。でも、ひび割れの画面のまま使い続けるのも気が滅入るからなあ。
 人生には、こういう予想外のアクシデントによる支出があまりにも多い。
 結局、画面保護フィルムも新しいのを買うことになってしまったし。
 貼り替えなければ、割れなかったのかなあ、そろそろiPhoneも買い替える時期ではあるけど、ようやく毎月の機種変更ローンが終わったところでもあり、僕はホームボタンが物理的に「押せる」ほうが好きなのだ。まあしかし、そろそろ、というところではあるか。
 ちなみに、修理を頼んだ店では、今日だけでiPhoneの画面割れ修理が3件目だそうだ。店員さんも「今日は多いですね」と言っていた。
 暑くてみんな薄着になっている、という影響もあるのかもしれない。
 地方都市のそんなに大規模な宣伝をしているわけではない店でもこのくらいのニーズがあるということは、全国各地ではものすごい数のiPhoneの画面が毎日割れて、修理されているのだろう。

 予想外の出費で落ち込み、あとはおとなしく過ごすことになってしまった。