昨夜は、ワールドカップ開幕戦のロシア対サウジアラビアを観たあと眠れなくなってしまい、おまけに今朝は早朝出勤の日だったので、なんだか一日中頭が痛かった。
最近この「仕事を終えて帰ってきたら異様に眠くて、夕食後に思わず少し眠ってしまうと夜中に目が覚めて、その後は眠れなくなる現象(長い!)」がよく起こってしまって困っている。ああ、加齢なる一族。
今日も真っ直ぐ帰るとそのコースにハマってしまうことが予測されたので、九州国立博物館の特別展『至上の印象派展 ビュールレ・コレクション』を観に行った。ふだんは17時までの開館なのだが、最近は金曜・土曜に限って、20時までの夜間開館を実施しているのだ。夜間開館のメリットは仕事帰りに寄れることと、土日に比べると混雑がかなりマシなことだ。まだ浸透していないせいか、平日の午前中よりも空いていることが多い。
このビュールレ・コレクション。モネ、マネ、ゴッホ、ルノワール、ドガなどの印象派の画家たちを中心とした、なかなか素晴らしいコレクションで、ルノワールの『イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)』やポール・セザンヌの『赤いチョッキの少年』なども含まれている。
モネの作品の前で、高齢の男性が「なんかこの絵、白くてモヤモヤしてるな」と呟いていたのが面白かった。その感想は、きわめて正しいよ。その「なんか白くてモヤモヤした絵」を予備知識で飾り立てて、言葉の力で凄いものに仕立てあげるのがアートなんだよね。
「それが『印象派』なんだよ!」と心の中でツッコミを入れてしまった僕も、本当は、モネの作品がわかっているとは言い難い。
小学校3年生か4年生くらいの男の子は「絵はあんまり面白くなくて、すぐ観終わった。常設展のお城の模型とか刀のほうがよかった」とお母さんに言っていたし。
カープは今日もソフトバンクに惨敗。0−8って、大瀬良先発だったのに……
九州人だと、「ソフトバンク快勝!」のタイトルで、カープのみじめな姿を何度も見せられることになるので、ものすごくつらい。もう交流しなくていいです。
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