じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

父の日のボウリングと新井さんがチームにいる、ということ。

 父の日、ということで、子どもたちを連れてボウリングに行った。
 けっこう久々のボウリングだったのだが、これまで、幼児用の転がし器みたいなのを使っていた長男が一番軽いボールを自分で投げるようになり、次男が転がし器を使ってボウリングデビュー。
 長男は「もうガーターなしのバンパーは要らない」と豪語していたのだが、2回くらい投げて、やっぱり今日まではバンパーを使う!ということに。
 1ゲーム目はふたりとも面白そうにやっていて、「もう1ゲーム!」ということになったのだが、2ゲーム目は飽きたのか、二人ともやっつけ仕事みたいになっていて、子どもは「もうちょっとやりたい」というくらいのところで止めておいたほうがいい、というのをあらためて実感した。本当に、呆れるくらい明確に「飽きる」よなあ。
 一度そうなると、どんなになだめすかしても、その日は興味が戻らない。

 子どもたちが一緒に遊んでくれるというのは、ある意味、最高の父の日かもしれない。こういう父の日が、人生であと何回あるだろうか。

 カープソフトバンク戦で、これは交流戦6連敗で終了かな……と思いきや、初回からバティスタの3ランなどで4点を先制。その後も打線が大爆発し、九里も完投しての快勝。大瀬良、ジョンソンとエースで落とし、これは3連敗不可避……というムードのなかこういう試合になるのだから、野球はわかない。
 勝つときは大勝、負けるときは惜敗、というのは、典型的な弱いチームなんだけれども。
 初回、バティスタが3ランを打った後、ベンチで新井さんがバティスタに何か話しかけていて、バティスタが嬉しそうに笑っていた。
 バティスタの一発は嬉しいが、カープの外野は丸、鈴木誠也は怪我でもないかぎり外せず、今シーズン好調の野間、打線の核の松山、バティスタに今は二軍にいるエルドレッド、そして新井さんとレフト、一塁のポジションがかぶる選手がたくさんいて、DH制がなくなると、誰を起用するが難しくなりそう。
 そんななか、スタメンで出るならファーストの大ベテラン・新井さんが、レフトかファーストのバティスタを祝福していたのは印象的だった。ベテランだって、試合に出たいという気持ちはあるはず。出番がなければ、引退も覚悟しなければならない年齢でもある。それでも、バティスタを祝福できる新井さんをみて、やっぱりこの人の存在は大きいのだな、と痛感した。
 こういう大先輩がいたら、後輩だって「自分がチームのためにできること」を考えずにはいられないだろうから。