大雨のなか出勤。こういう朝にかぎって、早番なんだよなあ。
道路の一部は冠水していて、ホバークラフト状態でなんとかたどり着いたのだが、帰りはまったく普通の状態になっていて、ちょっとバカバカしくもあった。
大雪の日とかでも同じなのだけれど、お昼くらいまで待って出勤すれば、リスクを負わずにすむし、患者さんだって、さすがにこの雨ではそうそう外来を受診しないだろうに。
ただ、病院というのは、とりあえず医者がいなければならない場所ではあるし、台風だからといって、入院している人が急変しないわけでもないのだよなあ。
『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけを26年間演じてきた矢島晶子さんが、今日の放送回で卒業となった。しんちゃんの最後のセリフは「あ~、オラ、毎日楽しい」。
野原しんのすけ=矢島晶子さんの声と演技、だったので、寂しくはあるが、僕自身、毎週欠かさず観ている、というわけではないし、長男は『しんちゃん』には、前ほど興味を示さなくなっている(逆に次男はけっこう気になってきたようだ)。
僕にとっての『ドラえもん』が、いつまで経っても大山のぶ代さんであるように、矢島さんの野原しんのすけで育った人にとっては、それはずっと変わらないはず。
そして、今の子どもたちにとってのドラえもんが水田わさびさんであるように、これからの子どもたちには、小林由美子さんが、野原しんのすけになっていくのだろう。
こういう形でキャラクターが受け継がれていくのも、アニメの良さなのではないかと思う。
まあ、子どもたちが、ニヤニヤしながら「おしりふりふり」とかをやっているのをみると、やれやれ、と苦笑せざるをえないのだが。
ああ、僕は「毎日楽しい」とか、いつ頃から思わなくなったのだろう?
というか、そんなこと、生まれてからずっと思ったことないや。
それが異常なのか普通なのかはわからないけれど、だからこそ、「野原しんのすけ」には存在意義があるのだろう。
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