じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

日本ハムの杉浦稔太投手とカープの永川さん、ふたりの「帰還」

 土曜日だが当番の日なので、夕方まで病院で仕事。
 合間に医局で日本ハムソフトバンクの試合をみていたのだが、日本ハムの先発は杉浦稔太投手だった。おお、あの元モーニング娘。テレビ東京のアナウンサーの紺野あさ美さんと結婚した人か。良いピッチャーなのだけれど怪我続きで、昨年ヤクルトから日本ハムにトレードされたときも怪我をしていて、大丈夫なのかこのトレード、と思ったんだよなあ。
 久々の1軍のマウンドで、僕が見たのは2回までだったのだけれど、球威がけっこうあって、怪我明けとは思えない内容だった。
 5回無安打無失点、死球1つで降板したそうで、今シーズン初勝利。5回まで、というのはまだまだスタミナの不安があるのだろうけれど(あるいは、良いイメージを持ったまま次につなげたい、ということなのか)、とりあえず良かったねえ。妻が有名人というのは、本人にとっては、プレッシャーにもなっているだろうし。

 帰宅して、広島対巨人のマツダスタジアムの試合をみていた。
 難敵・菅野投手から2点を先制し、大瀬良も好調……なはずだったのだが、やはり今の巨人打線は当たっていて(あの坂本を欠いているのに)、あっという間に4点取られて逆転されてしまった。それでも、5回裏にカープが再逆転。
 6回の表のピンチ、2アウトの時点で、投手交代が告げられた。緒方監督にしては珍しい早めのタイミングの交代で、何かアクシデントかと思ったのだが、球威が落ちていたという判断だったらしい。なんとか大瀬良に勝ち星をつけたい、というのもあったのだろう。
 「ピッチャー永川」のコールに、僕は少し驚いた。えっ、永川、この僅差でリードしている場面で起用されるのか。
 確かに、永川は最近好調ではあるし、リリーフ陣がフランスワ、中崎以外、軒並みアテにならないという事情はあるにせよ。  カープの守護神として君臨していた永川さん。昨年は一軍登板なしで、引退するのでは……と思っていたのだが、今シーズンは見事に復活。1軍で久々に投げたときには、胸が熱くなった。敗戦処理のイニングイーターから這い上がり、ついに、この首位攻防戦の僅差で勝っている場面に起用されることになったのだ。
 ただ、もしここで打たれたら、次の勝ちゲームでの起用は難しくなるかもしれない。チームにとっても、永川にとっても大事な登板だ。
 ……と、テレビの前でひとりで熱くなっていたら、永川があっさり抑えてしまって拍子抜け。
 永川さん、心配してすみませんでした。
 そうだよな、「永川劇場」なんて言われながらも、長年、クローザーをつとめてきたピッチャーだもの。
 7回にはフランスワの好リリーフもあり、最終回にはエラー連発など、うーむ、と思う場面があったものの、7-5で巨人に連勝。外国人先発投手がチームの弱点を補って、一気に浮上してきそうな巨人にこのタイミングで勝てたのはすごく大きい。
 それでも、去年のCSファイナルのようなこともあるからなあ、と不安の種は尽きないのだが。


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