じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

『インフィニティ・ウォー』のあとに観る『ブラックパンサー』

 今日を乗り切れば連休、という日は、半日の仕事でもけっこう長く感じる。
 ソフトバンクが西武に3.5ゲーム差まで迫って、今日から西武の本拠地での3連戦。
 ソフトバンクは千賀投手を立てて必勝態勢で臨んだのだが、西武打線がソフトバンク投手陣を粉砕して圧勝。
 まあしかし、これはしょうがないというか、最後の直線の前でポジションを上げるために鞭を入れまくった馬みたいなもので、ソフトバンクもこれで捲りきるのはきついかもしれない。
 これで、ソフトバンクとしては、あと2つ勝たないと、という状況になってしまったが、さてどうなるか。もうちょっと優勝争いをみたいなあ、とも思うのだけれど、カープファンとしては、西武相手のほうが、やや与し易いかな、という気もする。それは、ソフトバンクは強い、という先入観に基づくもので、交流戦でも西武打線に打ちまくられているのだが。
 そのカープは今日も中日に敗れて、これで中日相手には5連敗でシーズン終了。
 中日には、とくにナゴヤドームでは、全く勝てない時期があったのを思い出す。
 対巨人も、東京ドームでは長い間、全然ダメで、3連戦でひとつ勝ったら御の字だった。
 それを考えれば、今の状況で少し負けがこんでいることくらいは、なんてことはない、はずなのだが。

 寝る前に、映画『ブラックパンサー』を観賞。先日半分観ていたので、残り半分を。
 アフリカの途上国だと思われていた国が、実は最新鋭の科学と資源を持った超先進国だった、というのと、その一方で、昔ながらの「部族の掟」が生き続けている、というのと。
 先に『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を観てしまっていたので、あの映画でやたらと活躍していたワカンダ国王って、こういう人だったのか、とようやくわかった。
 ……が、もうすでに、『インフィニティ・ウォー』のほうを忘れかけている。
 作中で、「ワカンダは、孤立主義をやめて、世界と分かち合おうと思っている」とテイ・チャラ国王が演説すると、観衆のひとりの西欧人が「失礼ですが、ワカンダのような農業国が何を?」と尋ねる場面がある。物語としては「実はワカンダは超先進国」なので、観客は苦笑するのだが、世の中の認識としては、「単なる農業国は、何も世界に分け与えることができない」のだ。