じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

東京は「ひとり」が尊重されるというか、生きやすい街だな、と思う。

 明日、東京で用事があるため、新幹線で前日入り。
 ついでに夏休みをとって、行きたかったところに行くことにした。
 博多駅はやたらと人が多いなあ、と思ったのだが、三連休の最終日だから、当然ではあったのか。僕は人混みが大嫌いなので帰りたくなったが、そうも言っていられない。
 個人的には、ネットのおかげで僕にとっては出かけるのが本当にラクになった。とくに宿泊先の予約がネットでできるようになったおかげで、「知らない人に電話をかける」というハードルがなくなったのは大変大きい。
 本当は沼津の深海魚水族館に行きたかったのだが、休日はものすごく混むということで、後日に。
 夕方、東京に当直し、ホテルにチェックイン。このまま眠ってしまいたいくらいだったのだけれど、来たら来たで何かしないともったいない気がするのが貧乏性であり、スケジュールが空いていると落ち着かないのが発達障害的なところなのだろう。
 ネットで見つけた、昔の体感ゲームがまだ稼働しているゲームセンターに出かけていって、夜まで遊んだ。『アウトラン』のコースを自分の身体がまだ覚えていることにけっこう感動してしまった。とはいえ、もとからあまり上手かったわけでもないのだが。
 『バーチャロン』とか、なんでこんなにヘタクソなんだ、と。
 夕食は、以前『孤独のグルメ』で見て以来、一度やってみたかった「ひとり焼肉」に行ってみた。『いきなりステーキ』ならともかく、ひとりで焼肉って、なんとなく敷居が高く感じていたのだが、マイペースで肉を焼けるし、好きなものを好きなだけ注文できるのがなんだかすごく楽しくてよかった。他人のペースや焼き加減を気にしなくてもすむし、ひとりの焼肉も良いものだ。ひとりで食べると、それはそれで、みんなで食べることの楽しさ、みたいなものもあらためて実感できるし。
 東京の人というのは、気が向けば『アウトラン』で遊んだり、「ひとり焼肉」ができるというのは、ものすごくうらやましい。東京は「ひとり」が尊重されるというか、生きやすい街だな、と思う。ただ、僕が住んでいる地方都市に比べると、とにかく東京の人は歩くよなあ。駅の中ですら、けっこう歩く距離が長い。万歩計を確認して驚いた。
 

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