じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

吉田沙保里選手の現役引退と、昨年の大晦日の『無人島生活』と

 長男は今日から小学校再開。
 普段の生活に慣れるまで、またしばらく大変そうだ。
 宿題も、毎日少しずつやっておけば、そんなにきつくないくらいの量なのにねえ。
 ……と言っている僕も、宿題をどんどん先送りにし、最終日になったら、「もうこれは無理だな」と開き直る、というのを毎年繰り返していたのだが。そういえば、僕の親が「宿題しなさい」と言っていた記憶はないのだよなあ。信頼されていたのか、放任されていたのか。

 レスリングの吉田沙保里選手が現役引退を発表。
 あれだけの選手が、SNSで引退を発表する時代になったのだなあ。後日、記者会見も行うそうだけれど。
 昨年の大みそかテレビ朝日の「無人島」で、吉田さんがwithBと一緒に無人島生活に挑戦していた。他のメンバーが「無人島」にいることでアドレナリンを出しまくっていたのに比べて、吉田さんは終始穏やかな様子で、「こんなふうに無人島で過ごすことが新鮮な気持ち」であることと、「こういう番組に出られるのもレスリングのおかげ」だということを語っていたのを思い出す。
 あの撮影の時点では、もう、引退を決断していたのではないか。
 金メダルを獲るのが当たり前、という感じになってしまった吉田さんにとっては、厳しい練習に明け暮れる日常より、無人島生活のほうが、ずっと気楽だったのかもしれない。
 世界チャンピオンであり続けるためのトレーニングって、僕には想像がつかないけれど、たぶん、修羅の道なのだろうし。
 東京オリンピックの「主役」として、吉田さんの現役続行を望む声も大きかったのではないかと思うけれど、だからこそ、あえてこの「東京オリンピックがだいぶ近づいてきたけれど、まだ少し時間があるタイミング」での決断になったのではないか。
 吉田さんは、もう、十分戦ったし、おつかれさまでした、としか言いようがない。そして、これからまた、いろんな新しい発見をしていってほしい。

 それにしても、大晦日の『無人島生活』、濱口さんと南明奈さんの無人島結婚式も含めて、すごく良い番組だったと思うんだけどなあ。紅白とかダウンタウン相手で、視聴率的にいまひとつだったのがもったいない。年越し特番とかじゃなければ、もっとたくさんの人が観たはずなのに、そういう「棲み分け」って、テレビ局は考えないのだろうか。やっぱり、あの時間帯は特別、なのかな……


とったどー! よゐこの無人島生活

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よゐこの無人島0円生活チネリータおひさまイエロー

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