広島カープの大瀬良大地投手結婚のニュースに驚いた。
大瀬良の「いいひと」っぷりは広く知られているし、ものすごくモテるのだろうとは思っていたけれど、これまで浮いた噂は聞いたことがなかったし、なんというか、特定の誰かというより、周りの人みんなに同じように接するタイプだというイメージがあったので。結婚相手が浅田真由さんときいて、「あのやたらとスタイルがいい、浅田真央さんのお姉さん?」と一瞬勘違いしてしまった。それは浅田舞さんで、浅田真由さんは主に広島で活躍しているタレントだそう。広島の人と結婚したということは、大瀬良はずっとカープに残ってくれるのではないか、とか考えてしまうのがカープファンの哀しい性というべきか。お金や環境で人を引き留めることが難しいから、そういう「婚姻戦略」しかない、と言いたいところだが、それなら新井さんが阪神に行くことはなかっただろうし、内川選手だって、カープに来ていたのではなかろうか(奥様がカープの大ファンだったそうなので)。東京で活躍しているタレントと結婚したと聞けば、FAで「関東の球団フラグ」が立ち、「語学に堪能な女子アナ」と結婚すれば「メジャー移フラグ」が立つ。彼らには彼らの家庭があり、人生があるのだが、ファンというのは無力なものだ。まあ、無責任な立場でもあるけれど。
大瀬良夫妻に、幸多からんことを。
みんなに対して「いいひと」の家族であることはけっこう大変だし、もどかしいこともあると思うけど、大瀬良家の人たちには、本当に幸せになってもらいたいと思う。大瀬良選手は、他人に幸せを分け与えてくれる人だし。
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第160回芥川賞・直木賞の選考会が開かれ、芥川賞は上田岳弘さんの『ニムロッド』と町屋良平さんの『1R1分34秒』、直木賞は真藤順丈さんの『宝島』に決まった。
ニュースでは、古市憲寿さんの落選のほうが大きく扱われているところが多かったけれど、地味ではあるが順当な結果ではなかろうか。真藤順丈さんの『宝島』は、かなり評判が良いので、さっそく読んでみようと思う。
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