じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

ある地方都市のロードサイドにある『いきなりステーキ』の現状

 朝から、Amazonで買いものをしてしまった。しかも、一度買い物心に火がつくと、ついでに、という名目でどんどんカートに入れてしまう。本当に必要なものだけ買える人間になりたい。もう手遅れか。
 今日のマツダスタジアムでの広島対巨人は雨で中止。オープン戦とはいえ、昨日は2万2000人も入ったカードなので、営業的にはやりたかったのではないかと思うけれど、きっちり中止になったのは、カープの経営的な余裕を感じる気もする。まあ、シーズン開始前くらい、ポジティブ思考でよかろう。

 夜、『いきなりステーキ』に久しぶりに行った。
 ロードサイドにある、横を通るといつも駐車場が混んでいた店なのだが、今日は19時くらいに着いたのに、席は3分の1も埋まっていなかった。ああ、空いていてよかった、とは思ったものの、その後も混雑する気配はなく、20時過ぎまで、店内はずっと3分の1くらい。この店舗のオープン直後や、ワイルドステーキ300gの1000円セールのときの賑わいを考えると、寂しく感じる。巷間言われている『いきなりステーキ』の既存店の売上ダウンの一例がここにあるのだな。ワイルドステーキでは硬いし、リブロースステーキでは、お腹いっぱい食べようとすれば、3000円くらいはかかってしまう。焼肉を満腹になるまで食べるよりは安上がりだけれど、ステーキはずっと同じ味だし、ロードサイド店ではアルコールを飲む人も少ない。ステーキとしては安い、と言われても、平日の夕食に3000円はけっこうきつい。『いきなりステーキ』は、高い原価率を回転率を上げてカバーする、というビジネスモデルだったはずで、客単価はそれなりに上がったとはいえ、席がずっと半分も埋まらないような状況では、かなりきついのではなかろうか。それでも出店攻勢は続いているのだ。僕としては、なんのかんの言っても、ひとりで肉を遠慮なく食べられる選択肢として無くならないでほしいので、近所の店が、うまく生き延びてくれることを願っているのだが。それにしても、2019年になってから、急激にお客さんが減っているように見える。メディアで「売上ダウン」「値上がり」みたいなネガティブな情報がどんどん出てきて、悪循環になっている面もありそうだ。
 ヒレステーキ200g+トップリブ200gの盛り合わせは、けっこう美味しかった。肉が2種類になるだけで、飽きずに食べられるものだな。空いていたので、ゆっくり食べられてよかった、というのは、店側にとっては嬉しくないだろうけど。

いきなりステーキ ワイルドハンバーグ300g3個セット

いきなりステーキ ワイルドハンバーグ300g3個セット