じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

羽生善治九段の「公式戦通算1434勝」と「飽きない才能」

ずっと同じような仕事が続いていて、しかも、拘束時間が長くてなんだか疲れている。
年をとると飽きっぽくなるというか、新しいことをやるのは不安でめんどくさいし、同じことばかりやっていると飽き飽きする。いったいどうすればいいのか、という感じなのだが、このくらいが自分の器、ではあるのだよなあ。それを認めるのはつらいものではあるけれども。
羽生善治九段が、歴代単独最多となる「公式戦通算1434勝」を達成した。
この数字の積み重ねはもちろんすごいのだけれども、羽生さんは僕と同じくらいの年齢で、タイトル戦にもしばしば登場し、若い棋士たちの前に立ちはだかっているというのがもっとすごい。
年齢的には、競馬の武豊と将棋の羽生善治は、同世代のトップランナーのなかでも、よほどその世界のシステムが変わらないかぎり、彼らを超える記録を残す人は出てこないのではないか、と思う。
武豊さんや羽生さんは、自分の仕事に「飽きる」とか「めんどくさくなる」っていうことはないのかな……そういう「向上心を持ち続ける才能」っていうのも、あるのかもしれない。

プロ野球交流戦がはじまり、カープはビジターでの西武戦。序盤に4点をリードされ、今年の交流戦も厳しそうだな、と覚悟したのだが、打線がつながって4対4の同点に追いついた。
両チームのリリーフを考えれば、カープ有利ではないか、でも先攻だし……と半信半疑だったものの、9回の裏にノーアウト満塁をフランスアがしのぎ、同点のまま延長戦へ。
結局、12回裏に力尽きるように菊池が打たれてサヨナラ負けしたのだが、せっかく追い付いたのにこれじゃ徒労だ、と考えるべきか、あの状況からここまでの接戦に持ち込めたカープは強い、とポジティブ思考でいくべきなのか。
 いずれにせよ、今年も交流戦は胃が痛い試合が続きそうだ。
 今日のDHの松山は全く打てなかったし。

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