平日休みだったので、長男を送ったあと、映画館で、三谷幸喜監督・脚本の『記憶にございません!』を観た。
平日の午前中、という時間帯もあったのだろうけど、客層が中高年の夫婦や友達どうしがメイン、という感じで、けっこうにぎわっていたことに驚いた。そりゃ、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』よりも、こっちのほうが観やすいだろうとか思ったけれど。
今回は、『ギャラクシー街道』よりも観客の反応もよくて、観終えたあと「面白かった」「良かったねえ」という声がけっこう聞こえてきた。
個人的には、なんだか三谷さんが「三谷幸喜がつくりそうな映画」を、狙って作ってみせたような気もする。
もう、「三谷幸喜は中高年向けのコンテンツ」なんだよなあ。『古畑任三郎』や『振り返れば奴がいる』を観ていた人たちだって、あれから年を重ねているし、僕だってそうだ。
まあ、大河ドラマの脚本を2回も書いて、フジテレビのスペシャルドラマを何度も手掛けていれば、「ど真ん中」だよねやっぱり。
本人は『ギャラクシー街道』みたいなものをやりたいのかもしれないけれど。
夜、懲りずにテレビで野球観戦。
相手が今永なのに、7-0で勝っていたのを観て驚き、さすがに今日は大丈夫だろう、と思っていたのだが、しばらくして試合経過を確認したら7-7になっていて目が点になった。負けるんだったら、余計な期待なんかさせずに、さっさと負けろよ、かえって落ち込むじゃないか。今日の試合の僕の記憶も消してくれ。
長生きはするものではないな、と嘆きつつ就寝。
2016年のリーグ優勝までみた時点で死んでいたら、カープファンとしては最高の人生だったのに。
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