じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

『麒麟がくる』第二回の「道三の罠」って、どれもこれも、あからさますぎない?

 せっかくの日曜日だし、どこかに出かけようか、と長男に尋ねてみたら、「せっかくの日曜日だからこそ、家でゆっくりテレビゲームをやりたい」とのこと。親としては物足りないところもあるのだが、僕も同じくらいの年齢のときはそうだったような気もするので、今日は希望を受け入れることにした。新型コロナウイルス関連の肺炎の流行も不安で、あえて人が多いところに行く必要もないだろうし。まあ、僕自身も少し仕事が残っていたので、渡りに舟だった、というのも正直なところだった。

 東海S、インティの単勝がけっこうつくな、と思っていたら、今年は京都競馬場での開催さったのか。レースは、エアアルマスが先行策から押し切って快勝し、ヴェンジェンスが差してきて2着。インティは控える競馬を試して3着。AJCCはブラストワンピースが1番人気にこたえて勝利。マイネルフロストは、9歳まで走って、残念なことになってしまった。これもまた競馬ではあるし、それなりに走れる馬だったからこそ、9歳まで生きてこられた、とも言えるのだが……

麒麟がくる』第2話。光秀、合戦の場面で、叔父の光安を間違って討ったのかと思ったぞ。「敵の侍大将が叔父上に少し似ていて……」って、何もビジュアルを統一する必要はなかろうに。そんなに似てもいない同じくらいの年の侍大将の首をとるのに光秀がためらいを見せて、帰ってきて光安に会い、東庵にセリフで述懐する、のほうが良いのではなかろうか。視聴者にわかりやすくしようとして、かえってミスリードしているだけ、というのは、最近のドラマや映画にありがちの光景だ。道三が頼純を毒殺するのも、「あの状況で入れられたお茶なんて飲まないだろ普通……」と思ってしまった。いくら悪党でも、あんなに露骨にはやらないだろう。あと、帰蝶さんもう結婚していたんですね。信秀もあんな手に引っかかるとは、ちょっとバカすぎなのでは。
衣装のカラフルさが話題になっていたけれど、籠城戦での戦闘員以外の人、女性たちの役割分担、みたいなのがきちんと描かれていたのは面白かった。


国盗り物語(一~四) 合本版

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麒麟がくる 前編 (1) (NHK大河ドラマ・ガイド)

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  • 作者:池端 俊策
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2020/01/11
  • メディア: ムック