じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

台風10号接近中に、『カイジ ファイナルゲーム』を観た。

 超大型の台風10号が来るということで、終日家にいたのだが、少なくとも日中は、近くのイオンモールに買いものくらいには行けたかな、という程度の荒天だった。小倉競馬も最終レースまで開催されたし。まあ、「不要不急の用事で家を出ることはない」のは間違いないのだけれども。
 カープマツダスタジアムで横浜と試合をしていて、1対4で負けているときに降雨中断。横浜には悪いが、まだ3回だし、このまま降雨ノーゲームになってくれ……と願ったものの再開。ところが、カープが5-4と逆転し、「雨天中止になれとか思って申し訳なかった。選手たちは勝負を捨てていなかったんだ!」と喜んだのも束の間、その後すぐに逆転されて5-8で負け。最近のカープの負け方は、ファンに嫌がらせをしているのではないか、と思えてくる。どうせ負けるなら、途中でちょっと期待させずに、あっさり負けろよ。期待してしまって、やっぱり裏切られるのは、こっちも疲れる。

 夜、映画『カイジ・ファイナルゲーム』のDVDを観賞。なんというか、よくこれだけ無茶苦茶な設定の「ギャンブル」をなんとか2時間のギリギリ観賞に耐えうる映画にしたものだと感心した。「こんなゲーム成立しないだろ……」と思ったあとに、「でも、『カイジ』だからな」と、ニヤニヤしながら受け入れてしまう自分がいるわけで。しかし、『カイジ』を見ていて毎回引っかかるのが、結局、帝愛グループの賭場で勝負して、帝愛から配当をもらっている、ということなんだよなあ。むしろ、全部ちゃんと負けた分を支払っている帝愛ってしっかりした組織だな、とか思ってしまう。とはいえ、『カイジ』が「持っている者たち」や今の社会をぶっ壊す革命映画になるわけにもいかないだろうし。
 カイジ藤原竜也さんが演じるのが決まったときには、「イメージ違うな」と思ったのだけれども、今はカイジが「ぷはぁ~っ、うめぇ~!」と生ビールを飲み干すシーンのために、この映画を観ているような気がしている。
 なんのかんの言っても、観てしまう『カイジ』と『マーベル』、だな。

 強い風の音を聞きながら、24時過ぎに就寝。明日は出勤できるかな……どうせなら、「もう家から出るのも無理です」みたいな天候になってくれないものか。


カイジ ファイナルゲーム

カイジ ファイナルゲーム

  • 発売日: 2020/07/08
  • メディア: Prime Video