じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

結婚する人、介護の仕事をしたい、という人


 東京証券取引所が朝からシステムトラブルで売買停止。世の中にはこんなこともあるのだなあ、と驚いた。全面的に取引停止になったのは、2006年のライブドア・ショック以来のことなのだとか。もうあれから14年も経っているのか、いや、どちらかというと、まだ14年しか経っていないのか、という感じか。ITは「ドッグイヤー(犬の年齢は、人間に換算すると×7くらいと言われている)」という言葉があるけれど、本当にそうだな。あれから堀江貴文さんは逮捕されて裁判が行われ、刑務所に入れられて本を何冊か上梓し、出てきたのだ。正直、株価を気にすることがない平日というのは、それはそれで素人投資家にとっては気楽ではあった。やっぱり向いてないのだろうな。

 石原さとみさんの一般人との結婚が発表された。最近、とくに新型コロナ禍ではいろんなことが起こるので、とりあえず慶事でよかったですね、と思う。有名人が結婚したり、突然訃報が流れてきたり、もう、いちいち反応することに疲れてしまった。もし、新垣結衣さん結婚、というニュースであれば、まったく別の気分になっていた可能性はあるけれど。

 そこそこ有名な女性芸能人が引退して介護の仕事をしていく予定、というニュースも流れてきた日に、「ヘルパーからコロナに感染し、死亡した」と、82歳の女性の遺族が介護事業所を提訴した。医者は責任が大きいし、時間外も含めての忙しさできつい仕事だが、それなりの見返りはある(それに満足するかどうかは人それぞれだが)。看護や介護、とくに介護は、資格が取りやすい一方で仕事のリスクの割に報酬が安いし、離職率が高い仕事だ。人手も不足している。こういう訴訟が増えてきたら、さらに働く人も減っていくのだろう。もちろん、どのくらいの感染予防対策をしていたのか、というのは問われるのだとしても。

 石原さとみさんが1986年12月生まれ、岩佐真悠子さんは1987年2月生まれの同級生。


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