じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

3連休中日に久しぶりに近所のTSUTAYAに行った。

 5月4日。とりあえず起きて”Fit Boxing2”のデイリーエクササイズを「軽い」でひととおり。だいたい2日に一度くらいだが、なんとか半年くらい続いていて、我ながら頑張っているなあ、と思う。こういうエクササイズへの意識が、もう30年くらい前にあればよかったのだが。以前、スポーツクラブの会員になったこともあったのだけれど、「わざわざ着替えて、人前で運動する(しかも、声をかけられることもある)」というのがすごくプレッシャー+めんどくさくなって、何度かしか行かなかった。FitBoxingは自宅でできて、キャラクターの絵でやることがだいたいわかって、鬼頭明里さんがちょっとしたことで褒めてくれるのだからありがたい。でも、「かるい」の30分くらいが今の僕には限界だし、やれる範囲でやればいい。20代、30代くらいまでは、「かるい」くらいじゃ意味がないから、意味がないならやらない、みたいなゼロか100思考に陥っていた。ゲームもコンティニューは邪道、とか。悪しき完璧主義、とでも言うべきか。100点はムリでも、0点よりは10点や20点のほうがずっとマシなんだよな。少なくとも運動した、という意識があれば、カロリーを摂取するときに「せっかく消費したのに」と考えるようにはなる。

 夜、久々に近所のTSUTAYAに行ったのだが、20時くらいだったとはいえ、店内にお客さんが少ないことに驚いた。何年か前までは、GW中のTSUTAYAは大混雑していたはずだ。レンタルDVDコーナーとゲーム販売コーナーの規模が縮小されて、文具と書店、レンタルコミックが広くなっていた。映像もゲームも、配信サービスの普及がTSUTAYAを直撃していて、プチ東急ハンズみたいになりつつある。しばらく書棚を眺めながら、いま平台で推されている本にとって、僕は求められている読者じゃないなあ、とか思う。それでも、書店をみてまわっていると、まだ自分は生きていて、あとどのくらい本を読めるのだろうか、本を読むよりやっておくべきことがあるのだろうか、でもなかなか思いつかない。


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