じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

「父の日」の因果は巡る。

 6月19日、父の日……だったことを夜にネットをみていて思い出した。そのくらい僕も周囲の人たちもスルーしていた。
 僕自身が子どもの頃を思い出しても、「母の日」は、それなりに張り切ってカーネーションを買ってきて、母親にあげていたのだが、父の日に関しては「お父さんはそんなイベントに興味はないだろう」と自分で勝手に判断して何もしなかったような記憶がある。

 因果は巡る。
 別にすごいプレゼントなんかくれなくてもいいから、「いつもありがとう」くらいは言ってもバチは当たらないぞ、言うだけならタダだし。
 大人というのは、子供のときに自分で思っていたほど大人じゃないな。

 先週、なんとなく気になって買った馬券が全く当たらなかったので、今週のユニコーンSマーメイドSは自粛。
 夏競馬は難しすぎるから自粛だ自粛。
 というか、3歳のダート路線はよくわからないし、マーメイドSは名うての「荒れる夏の牝馬重賞」だからなあ。
 ただ、マーメイドSの出走馬をみていて、おお、ウインマイティー、たしか阪神2000mの忘れな草賞を勝っているのに人気薄だな、買うならこの馬を狙ってみたい、とは思ったのだ。
 まあ、どうせ当たらないし、と思いながら、レース結果を確認してみたら、ウインマイティーの復活劇。
 買わなかったので損をしたわけではないのだが、「買っていれば当たっていたのに」というのは、よくある話であり、なんだかものすごく損をしたような気分になるものではある。電波の状態が悪かったとか、締め切り時間を間違えて買えなかった、というような事例の経験をトータルで考えれば、間違いなく買わない、買えないほうがマシな結果のはずになっているはずなのだが。

 週末のAmazonのセールは、やや期待外れだった。セールだからと不要不急のものを買ってしまう悪癖をやめたい。だが、ネット通販の快楽に抗うのは、なかなか難しい。Steamでゲームをひとつ買って、寝る前に少しだけ。ただ、最近は「これもサブスクに入るのではないか」と、ゲームを買うのをためらってしまう。サブスクは便利で得なイメージがあるけれど、食べ放題と一緒で、結局、大部分の買い手は元が取れないから商売として成り立つんだよなあ。