じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

映画『レジェンド&バタフライ』は、超豪華キャストの、娯楽も教訓も救いもない作品だった。


 せっかくの日曜日なので、早起きして映画『レジェンド・アンド・バタフライ』を観に行った。
 上映時間が予告を含めて3時間くらいなので、仕事帰りだと間に合わないか終わるのが遅すぎる回しかなかったので。
 正直、冒頭のシーンから、なんかもうこのノリにはついていけないなあ、という感じだったのだが、やたらと残酷なシーンを観ているうちに終わりにたどりついた。殺されるほうも殺すほうも虚しいなあ、人生なんてどう転んでもきついな、とか、考えてしまう映画だった。超豪華キャストの、娯楽も教訓も救いもない作品。木村拓哉さんと綾瀬はるかさんだからこそ最期まで付き合えたが、お金を払ってこんな気分になるのもなんだかなあ。まあ、昼前に観終えてよかったかもしれない。まだ半日、気分転換と休養のための時間は残っている。

 その後は、夜まで家でゲームをしたり、配信サービスを観たりして過ごした。
 『SPY×FAMILY』をようやく25話まで観終え、『ルパン三世VSキャッツ・アイ』を観て、Switchで『魔法使いの夜』を1話分進めた。
 『魔法使いの夜』、50過ぎのオッサンにはかなりきつい。自分が中学生だったら、これハマっていたかもしれないな、とか思いながら読むのがつらい。いま中2の長男は、「中2病」どころか、けっこう難しい歴史やコンピュータの本を読んでいるのだが。人類は進化している。いや、僕自身が退化しているだけなのか。『魔法使いの夜』も、つい、「ケイタvsまゆり」とか思いながら聴いてしまう。
 『ファイアーエムブレム』までプレイできれば、久々に「今日たりたかったことを完璧にこなせた日」になったのだが、『魔法使いの夜』の1章分が予想外に長かったので断念して寝た。