午前中は買い物に出かけ、あとは家でDVD観賞など。
夜、『Qさま!!』の3時間スペシャルを観た。
来日している外国人に聞いた「世界に影響を与えた日本人ベスト25」。
野口英世さんが13位で、とくに南米ではすごく尊敬されている、というのをみて、ちょっと意外だった。
渡辺淳一さんの『遠き落日』を読んで、彼の浪費癖や研究の成果への疑問を持つようになっていたし、そもそも、日本の医学界では、あんまり評価されていないんだよなあ、野口さん。
ただ、それは彼がいわゆる「学閥」とは無縁だった、ということもある。
なんだか、バカバカしい話なのだけど、「そういうもの」みたいだ。
こんなに海外では尊敬されているというのに。
5位北野武、4位徳川家康、3位宮崎駿、2位黒澤明。
そして1位は、村上春樹。
まさに、「いま」のランキングだなあ、と感心していまった。
絵の問題、つい先日オスロ美術館に行ったばかりだったので、思わず、ムンク、ムンク!と誰も聞いていないのにテレビの前で叫んでしまった。
でも、正解した天明麻衣子さん以外の回答者も、みんな頷いていたので、わかってたんだろうな。
あと、東大ってやっぱりすごいな、というのと、こういうのは、知識だけではなくて、緊張慣れ、テレビ番組慣れしている人が有利なのではないか、とは思った。
フリーアナウンサーの天明さんが優勝。ただ、後半の問題が、天明さんの得意ジャンルだった、というのはありそうだ。
現在の日本人というのは、政治よりも文化で、けっこう世界に影響を与えているのだな、ということがわかったような気がする。
そして、『Qさま!!』をみていると、「この問題、日本人の13%も正解できるのか……」と、ちょっとびっくりすることもある。
世の中の人は、僕が思い込んでいるよりも、かなり賢い。