つらい日が続いている。
毎日、なんとか今日まで頑張ろう、と思いながら家を出て、仕事が終わったらホッとするのだが、だからといって、仕事以外の時間にとくに良いことがあるわけでもない。時間があるときは『ファイナルファンタジー7リバース』か『逆転検事』リメイクを少しずつやっている。『FF7リバース』いまさらながら、けっこう面白いんだよなあ。ただ、寄り道というか枝葉が多すぎて、それを真面目にやっていくと、この人(クラウド)たちの本当の目的ってなんだったっけ?と思えてくる。そして、一度はじめたら睡眠時間を削られるくらい楽しいのだが、再開するハードルが少し高い。あまり時間がないと、つい、YouTubeをザッピングしながら、「そうそう、『アメリカ横断ウルトラクイズ』のテーマ曲って、『スタートレック』の曲だったんだよなあ」と、人生で何度目かの新しい発見をしている。人は、同じ検索を繰り返す。
カープの第1次戦力外通告。岡田投手は今年ふたたび支配下に戻ったばかりだったので、それならなぜあの時、残り少ない枠を……とも思うのだが、支配下になってから調子を落としたのも事実。1試合でも一軍で見たかったが。それにしても、「痛みを伴う改革」を監督が最終戦のあと宣言していたのに、あまり「変えていこう」という意思を感じないものではあった。プロ野球というのも、誰かを新しく入れるためには、誰かをクビにしなければいけない世界ではある。それにしても、今年のカープの終盤の不甲斐なさよ。そして、カープの凋落に引きずられるようにメンタルが落ちていった僕の弱さよ。カープが負けたとかなぜ骨折明けのルガルが来るんだとかIPO(新規公開株式)があんなに枚数あるのに全然抽選で当たらないのは証券会社にハブられているのかとか、自分にはどうしようもないことで、落ち込んでばかりいる。人が減って忙しくなり、人間関係もギスギスしていて職場の雰囲気もよろしくない。人が減ることで、さらに抜けにい状況にもなっている。
「これが終わったら、もう死んでもいいですか」と、『銀河鉄道999』で、メーテルが母親に言う場面を最近思い出す。
たぶん、時間が経てば、大概の問題や憂鬱な気分は解消される。薬もある。嵐が過ぎ去るのを待っている。