じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

固定資産税への複雑な感情と楽天銀行のIPOのこと


 平日休み。とりあえず固定資産税の通知が来ていたので、コンビニで支払い。
 いつの間にか、住んでいるマンションの固定資産税も安くなったなあ、と、嬉しくもあり、悲しくもあり。
 いつのまにか、築20年くらいになってしまった。
 もちろん、払うお金は安いほうがいいし、これから家を買う予定もないのだが、税金が安くなってきているというのは、資産価値が落ちてきている、ということだよなあ。家のローンは無くなっても、管理に修繕費に固定資産税と、持ち家(マンション)でも、ひと月にそれなりのお金は出ていく。家主の都合で「出ていけ」と言われることがない(であろう)ことだけは安心だが。
 ああ、そういえばまだ他にも自動車税とかもあるのか……毎年この時期になると、税金を払うために生かされているような気がしてくる。

 楽天銀行IPO(新規株式公開)のネット抽選結果が出ていた。6社から申し込んで、3社から100株ずつ。
 全体の株数が多いこともあって、「落選」がデフォルトのIPO抽選としてはかなりの当選率ではあるが、楽天銀行の場合は、損をするリスクも少なくはない。ただ、同業の住信SBIネット銀行の株価が上昇していることもあり、応募期間の最後のほうで申し込みをする人が増えたようだ。
 楽天銀行だけでいえば財務は問題なさそうだが、楽天モバイルが大赤字のため、本体の楽天グループの経営基盤がかなり危な区なっているのが不安材料。楽天モバイルさえなければ……もうやめたらいいのに……と外野としては思うのだが、「楽天経済圏」を維持していくためには、楽天スマホでユーザーの「囲い込み」をする必要がある、という判断を上層部はしているのだろう。とはいえ、無料だった時期ならともかく、多少安いとかデータが使えるとかいうメリットがあったとしても、いま、ユーザーが既存の携帯キャリアから楽天モバイルに移る理由を探すのは難しい。ソフトバンクの「iPhone独占」時代は、今から思うと、最後の新規参入のチャンスだったのかもしれない。楽天モバイルをみていると、末期のセガのハード事業を思い出さずにはいられない。せっかくここまでやってきたのだから、と思うのもわかる。それでも、手放してしまえば、身軽になれそうなのに。

 スイッチで『ゼルダの伝説 ブレスオブワイルド』をはじめた。この伝説的なゲーム、実は今までプレイしたことがなかったのだ。続編が出る前にやっておこう、ということで。しかしながら、例のごとく結構画面酔いするし、自由度の高さや謎解きの「体感度」はすごいのだが、「何をやっていいのかわからない」というもどかしさも感じずにはいられない。わけがわからないままフィールドを彷徨っては敵にやられる、その繰り返し。そして酔って気分が悪くなる。画面酔いは、かなりマシなほうではあるけど。
 慣れればもっと面白くなってくるのだろうか。

 24時半に就寝。休みの翌朝に早起きしなくて済むようになったのは、本当に助かる。


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