イギリスのメイ首相が、EU離脱の可否を問うために、6月8日に下院を解散して総選挙を行なうとのこと。
まあ、ムードで決まったような離脱で、結果が出たとたんにみんな「ヤバい」って言っていたような感じだったしなあ。
とはいえ、あえて国民投票で国民の意見を聞いた結果なのだから、こんなふうにいろんな方法で撤回することが可能になれば、国民投票とは何だったのか、という気もする。
自分の都合の良い目が出るまで、サイコロをふりつづけるのは「反則」ではないのか。
その一方で、EU離脱というのが間違いであるのならば、実際に離脱してしまう前に撤回したほうが良い、というのもわかる。
過ちを正すのに、ためらうことなかれ。
今回に限っては、とりあえず、一度は再検討してみても良いのではないか、とは思うのだけれど。
去年、スペインに行った際、空港では「EU圏の人」と「それ以外の人」と入国審査が別になっていて、「EU圏」は、かなり審査が簡単になっているようだった。
たぶん、そういう「EUにいることによる、日常的な便宜」というのが、けっこうあるのではなかろうか。
一度、簡単な入国審査に慣れてしまった人たちは、長い行列に並びたくはないだろう。
しかしなあ、これ、もし「脱退撤回」ということになると、イギリスのEU
内での発言力・影響力はかなり低下することになりそうだ。一度啖呵を切って出ていってからの「出戻り」だからなあ。
今までは「あんまりいろいろ押しつけるんだったら、EUやめちゃうからな」って他国を「脅す」ことができたのが、これからは、肩身が狭くなりそうだ。
「やめたければやめれば」なんて言われそう。西武の森監督と堤オーナーか。
それにしても、EU離脱が国民投票で決まったとたんに、離脱派の政治家たちが「聞いてないよ!」とばかりに政権の座から逃げまくっていたのは茶番だったなあ。あの人たちは、今回はどうするのだろう。
『マツコの知らない世界』春のスペシャル。
袋パン、か……最近のコンビニで売られている袋パンは本当にクオリティが高くて値段も安く、駅のなかやデパートなどのパン屋さんで買うのをちょっとためらってしまう。
「毎月250種類を17年間食べるOLひのさん」を観ながら、いまのように「自分の趣味をインターネットで発信できる時代」というのは、ちょっと変わった趣味嗜好の人生を充実させているのか、そのせいで、よりいっそうパンばかり食べるようになって、偏りを助長しているのか」を考えていた。
そうそう、中村正人さん、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』や『UFOキャッチャー』の音楽を作曲しているんだよね。こちらの仕事のほうが、僕にとっては偉大だ。
25時に就寝。
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