じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

「リアルタイムで見てきた天才」ホーキング博士、逝去。

 ホワイトデー。
 とりあえず、仕事はそこそこ忙しかった。

 ホーキング博士が亡くなった。
 1988年の著書「ホーキング、宇宙を語る(A Brief History of Time)」はベストセラーになり、僕も買って読んでみた、というか、読もうとしたのだが、正直なところ、わかったようなわからないような、というか、せっかく買ったので、書いてある文字を最後まで頑張って追ってみた、という感じだったなあ。
 筋萎縮性側索硬化症(ALS)を1960年代に発症し、もう長くは生きられない、と言われつつも、76年間生きたホーキング博士
 僕にとっては、「リアルタイムで見てきた天才」のひとりだった。
 ホーキング博士が最初の妻と離婚したとき、「家族が世間の注目を浴びるのに耐えられなくなった」というのを聞いたことがある。その後、再婚して、また離婚。
 科学者として、著述家としての成功は、本人も望んでいたことだろうけど、自分では幸せだと感じていたのだろうか。
 まあ、こういうのには「答え」はないに決まっているのだが。


 明日はまた親知らずを抜歯予定。前とは反対側。
 先々週、親知らずを抜いてから、どうも体調よくないんだよなあ。また、歯をガタガタいわせられることになるのか、という憂鬱さが反映されているだけなのかな。


ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで (ハヤカワ文庫NF)

ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで (ハヤカワ文庫NF)