平日休み+長男が春休みだったので、ショッピングモールに出かけ、ご飯を食べて、『映画ドラえもん のび太の月面探査記』を観た。
平日に出かけられる生活になったのはここ数年のことなのだが、春休みということもあって、ショッピングモールは家族連れでけっこう人が多くて、昼下がりのシアターにも、50人くらいの観客がいた。考えてみれば、土日がかきいれどき、という仕事をしている人も、大勢いるのだものな。
ドラえもん映画を劇場でみるのは、何年かぷりのような気がする。たしか、前回は『のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』で、のび太とドラえもんの友情に涙しそうになってしまったものだ。あのとき、「みゅーじあむ、みゅーーじあむ!」とperfumeと一緒にたどたどしく歌っていた長男と、次男が同じくらいの年齢になったのだよなあ。
『のび太の月面探査記』は、直木賞作家の辻村深月さん脚本なのだけれど、辻村さんの出世作『凍りのくじら』でのドラえもんへの愛着を知っていたので、辻村さんにとっても嬉しい(そして大変な)仕事だったのではないかと思う。
内容としては、仲間たちの友情と勇気、かわいいキャラクターにピンチからの大逆転と、まさに「王道」のドラえもん映画だったように思う。「異説」と「定説」の話などは、子供にはちょっと難しいかな、と思ったのだが、10歳の長男は「小さい子には難しいかもねー」と自信たっぷりに僕に解説してくれたので、案外みんなわかるのかもしれない。あるいは、SFっていうのは、「ちょっと難しい」くらいで、ちょうどよいのかもしれないな。「やっぱりドラえもん映画は感動するよね!」と嬉しそうなのを見て、僕も満足。
家に帰って、お風呂に入ってから就寝。
明日からプロ野球開幕か……楽しみではあるけれど、今シーズンがはじまらなければ、ずっとカープがセリーグ優勝なんだよなあ、とも思う。なんのかんの言っても、銭ゲバの穴は大きく、走攻守、どんな状況でも代打も代走も守備固めも要らない選手というのは、そんなにいるものではないのだ。
小説「映画ドラえもん のび太の月面探査記」 (小学館ジュニア文庫)
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