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じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

最近、中だるみを感じる『おんな城主 直虎』と「今川家の晩年」について

 ゴールデンウイーク最終日は、なにかとつらい一日だった。
 カープは甲子園で阪神にまったく良いところなく3タテを食らい、NHKマイルカップでは、2着にリエノテソーロが入って大ハズレ。荒れそうなレースは、意外と堅く収まることが多い、と思っていたのだが、こんなに外枠有利な馬場になっているとは。そして、アエロリットはもちろん勝ってはいたけれど、こんなに強いとは。まあ、問題はリエノテソーロで、ボンセルヴィーソが2着だったら、馬券的には大満足だったのだが、まったくノーマークのリエノテソーロが差してきて、府中の長い直線のレースを残り200mくらいから、「あー外れたなんだこれ」と思いながら眺めるのは心底辛い。人生でもっとも虚しい十数秒のひとつではないか、とすら思う。
 あまりにもどかしいので、久々に近所のパチンコ屋に出かけて『北斗の拳7』を打ってみたのだが、5000円くらいで大当たり。おお、馬券の損失補填来たか!
 バトルボーナスラオウの無敵の必殺技を食らい……35%の通常当たり。出玉極少、時短7回。なんなんだこれは。これで大当たりは終わりなの?嫌がらせか?
 久々に北斗無双にまで手を出し、「当たった!」のだが、これも通常。時短もまったく熱いところなし。
 結局、取り戻そうとしてさらにマイナスを重ねるという典型的な養分デーにしてしまった。
 まあ、なんというか、何をやってもうまくいかない日、というのはあるものだな、と。
 うまくいかないときに、いかに身をひそめてチャンスを待つかというのは、すごく大事なことなんだよね、難しいけど。

 帰宅後、『おんな城主 直虎』は第18回「あるいは裏切りという名の鶴」。
 うーむ、4月くらいからの「直虎後見編」は、観ていてかなりダレるぞこのドラマ。今夜も40分のほとんどが「実は小野正次の行動は、井伊家と直虎を守るためだった」という事実に直虎が気づくために使われていたのだが、そんなの視聴者はみんな知っているわけで。
 そもそも、そのレベルでの「戦略」なら、今川家にもすぐバレてしまうのではないか。
 それなら、こんな中途半端な状況でわかるより、「最後の最後まで、直虎は気づかなかった」ほうがドラマとしては良いと思うのだが。
 『直虎』を観ていると、僕がいままで、「今川義元桶狭間で戦死し、蹴鞠ばっかりやっている今川氏真が後継者となったため、今川家は衰退した」という年表的な知識しか持っていなかった「今川家の晩年」に、義元死後にも「それなりの威信と実力を持っていた時期と滅びるまでのプロセスがあった」ということを考えさせられる。
 滅びるとしても、蹴鞠の腕が認められ、それなりに落ち着いた晩年をおくった今川家の氏真と、その今川家を武田信玄が滅ぼしたものの、最後は織田家の怒濤の攻撃に四面楚歌となって、わずかな家来とともに討ち死にした勝頼とでは、どちらが名門の後継者として幸せだったのだろうか。
 どちらも「そういうふうにしか生きられない人」だったとしか言いようがないのか。

 まあしかし、いろいろとひどいゴールデンウイーク最終日だった。
 そして、そのひどさの原因は、自分が撒いた種なんだよね。バカだ。

 24時に就寝。


おんな城主 直虎 一

おんな城主 直虎 一