今年の仕事もあと2日なのだが、例のごとく駆け込み需要のような仕事がたくさん出てきて、かなりくたびれてしまった。
オーダーストップぎりぎりの時間というのは、客にとっては「ああ、間に合った!」でも、働いている人にとっては、「もう少しでこのまま帰れるはずだったのに……」なんだよなあ。ただ、そういう気持ちを露骨に表明しないのが、サービス業のルールでもある。もちろん、経営側からすれば、少しでも売上が欲しい、というのはあるのだろうけど。
家に帰って夕食を摂り、みんなが寝静まったあと、今日のホープフルSをスマートフォンで観戦。九州ではテレビで中継されていなかったので。
シーザリオとロードカナロアの仔、サートゥルナーリアは、デビューから2戦、鞭を使うこともなく圧勝してはいたものの、初の関東遠征やこれまで負かした相手がさほど強くないという声もあり、僕としては半信半疑ではあった。
2歳で初遠征の1番人気の無敗馬といえば、先々週、朝日杯FSでグランアレグリアが3着に敗れたのを、思い出さずにはいられない。
もしグランアレグリアが勝っていたら、このレースでのサートゥルナーリアは、もっと人気になっていたのではないか。
とは言っても、単勝1.8倍ではあったのだが。
終わってみれば、サートゥルナーリアは、好スタートから先団につけたのだが、最後の直線では包まれて前をふさがれてしまったかと思いきや、狭いところをこじ開けて伸びて今回もノーステッキの解消だった。これは強い。
2着はこれまでずっと出遅れていたのに、今日はうまくスタートも出て、前につけることができたアドマイヤジャスタ。ここ一番で、出遅れ続きだった馬のスタートを決めるのが、ルメール騎手の凄さだ。ルメール騎手は、断然一番人気の馬に乗っているときじゃないほうが怖い。一番人気というのは、騎手にはけっこうプレッシャーがかかるものなのかもしれない。
3着はニシノデイジーで、昨日から真剣に予想したのが無駄に思えるほど人気通りの決着だった。録画でパドックをみても、サートゥルナーリアは、すでに王者の風格を漂わせていたし。まあ、調教とかパドックというのは、少なくとも僕の眼力では、あまりアテにはならないが。
有馬記念の後でもあり、賭けた金額も少なめではあったが、とりあえず当たってプラスになったので満足。
今年はもう、東京大賞典には参加せずにこのまま良い気分で終わりにしておこう。
ルメール騎手は、年間215勝の新記録を達成した。生きているうちに、全盛期の武豊騎手の年間212勝が破られるとは思わなかったなあ。
- 作者: ミルコ・デムーロ,クリストフ・ルメール
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2016/04/07
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
クリストフ・ルメール 挑戦 リーディングジョッキーの知られざる素顔
- 作者: 平松さとし
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/06/14
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド (SPA!BOOKS新書)
- 作者: TARO
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2018/04/29
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る