1月5日、もう金杯の日か。
京都ではエアスピネルが久々の重賞勝利。これで武豊は31年連続の重賞勝利らしい。
中山はツクバアズマオー。どちらもあまり荒れなかったな。
『いきものがかり』が「放牧宣言」。デビュー10周年を機に、しばらく活動休止するらしい。
解散、というわけではなさそうだが、紅白のとき、なぜ今年、デビュー曲の『SAKURA』なの?10周年だから?と思ったのだけれど、あれも伏線だったのか。
しかし、放牧されるのは、『いきものがかり』ではなくて、『いきもの』のほうではないのか。みんなネットでそう言っていたけれど。
『いきものがかり』の水野良樹さんが、対談で「自分たちが生き残る道を探した時に『真ん中が空いてるな』と思った」という話をしていたことを『ヒットの崩壊』という新書で紹介されていた。
『いきものがかり』って、本当に「ベタ」というか人気が出始めたときには「ドリカムの二番煎じ」みたいな印象を持ったものだ。レベッカとジュディマリ、みたいな。
でも、僕はここ数年、『いきものがかり』を車の中でよく聴くようになり、ときどき、一緒に歌ってもいる。
そして、「ありきたり」のようで、これだけ「ど真ん中」なグループというのは、挙げろと言われると思い浮かばないのだ。
みんなが「個性」をアピールしようとして、ストライクゾーンギリギリを狙うので、ど真ん中には、誰もいなくなってしまう。
もちろん、ドリカムにしても、それなりの実力や説得力がないと、ど真ん中のストレートで勝負することはできないのだけれど。
しかし、ずっと真ん中で勝負するというのは、それはそれでキツいことでもあるのだろうなあ。
10年も続けてきたら、少し休みたくなるのも当然だと思う。
真ん中って、たしかに案外空いているような気がする。
でも、それに気付くのは難しいし、真ん中を狙うと、かえって真ん中にはいかないものなんだよね。
24時に就寝。
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