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じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

真田信繁の「実は、かような大戦(おおいくさ)、私もはじめてなのだ」というセリフを書いた三谷幸喜さんは凄い。

午前中は出かけ、15時前に帰宅。
今日はエリザベス女王杯。なんとか馬券の連敗を止めたいところだが……
休み明けと+10kgは気になるものの、最近は休み明けの馬が平然と馬券に絡むし、池江厩舎なら出走してくるということは、それなりに仕上がっているのだろうと判断し、ミッキークイーン本命。
まあ、馬券的には、ミッキークイーンマリアライトクイーンズリングタッチングスピーチ枠連でボックス買い+ミッキーからパールコード、ヒルノマテーラ、マキシムドパリの馬連
ミッキークイーンは最内枠とスタートが心配だったのだが、今日はスタートも良く、むしろ3番のクイーンズリングのようが立ち上がって少し出遅れ。ああ、この馬は前目につけると思っていたのに。
レースは今年も遅めのペースで、プリメラアスールがあまり離さずに逃げ、人気馬は中団から。タッチングスピーチは行きっぷりがあまり良くない。
4コーナーから直線にかけて、ここで上がって前に取りつくのがパターンだったマリアライトの手応えが悪そう。
内々を通って、いいところにつけていたミッキークイーンは、デムーロクイーンズリングを内に押し込めてさあ、スパートというところで、エンジンがなかなかかからない。
プリメラアスールを交わして、ルメールシングウィズジョイが先頭、それを追ってパールコード。
そして、内から馬群を抜けてクイーンズリング。またデムーロか!出遅れたのに。
まさかのシングウィズジョイが押し切ろうとするところを凄い脚でクイーンズリングがとらえてG1初制覇。ミッキークイーンは最後伸びてきたものの3着まで。
エアグルーヴが休み明けでこのレースに来たとき、「とはいっても、エアグルーブだからなあ」って1番人気に押されたものの、やっぱり3着だったのを思い出した。
ミッキークイーンは強いし、休み明けでも力は出したのだが、スローペースでもあったからねえ。
スタートも位置取りも良かったのだけど、やはり休み明けの影響もあったのか。
それにしても、クイーンズリングは、2200mは長そうだったし、デムーロ騎乗による過剰人気じゃないかという気もしていたのだが、終わってみれば出遅れなだらも快勝。
ミルコ・デムーロは、なんとこれが京都のG1初勝利なのだとか。
それにしても、G1でのデムーロの恐ろしさよ。
マリアライトは、スタート直後の不利も響いたようだけれど、良馬場での決め手勝負は向いていない感じ。それでも、シングウィズジョイとかプリメラアスールに負ける馬じゃないはずなのだが、競馬というのは難しい。
というか、シングウィズジョイの2着には本当に唖然とした。
最近は去年のターコイズSで勝った以外は、掲示板にも載っていない馬なのに。
ルメール騎乗と先行脚質以外、このメンバーでは買う要素がほとんどないはずなのだが、これがルメールマジックなのか……逆に、ルメールが乗っても12番人気だったんだぞ、なんなんだこの激走は。
終わってみれば、またデムーロルメールかよ……

しかし、予想は大外れだったが、枠連にしておいたおかげで、馬券は的中。
いや、2枠のどっちかは来るんじゃないか、と思って枠連にしたのだけれど、5枠はタッチングスピーチのムーアとルメールが同枠だったで、ほんの少しシングウィズジョイにも色気があったのだ。
もし馬連で買うか、枠連でもムーアとルメールが同枠じゃなければ、今日は絶対に取れなかったと思う。
ようやく馬券運も底を脱した、ということなのか、そうであってほしい。


夜、『真田丸』を観賞。
今日は普通にオープニングが始まって、ちょっとニヤリとしてしまった。
「真田日本一の兵(ひのもといちのつわもの)」を、ここでもう使ってくるのか!などと思いつつ。
あと、最後の信繁の「実は、かような大戦(おおいくさ)、私もはじめてなのだ。心の臓が、口から飛び出そうであった」という言葉には痺れた。後世を生きている僕は大坂の陣での真田信繁の奮戦を知っているので「天下の名将」というイメージで見てしまうけれど、同時代の人にとっては、「名将・真田昌幸の子ではあるけれど、信繁自身の大将としての器は未知数」だったはずだ。
戦場で適切な行動をとるのには、場数を踏むことだって大事なはず。
まあ、これに関しては、徳川方も「関ヶ原以来、実戦はやっていなかった」というのもあるのだろうけど、ずっと九度山に籠もっていた信繁が知識や経験において不利だったのは間違いあるまい。
たぶん、信繁自身にも不安はあったはずだ。
そんななかで、あれだけの戦をしてみせたのだから、信繁は、本当の「天才」だったのかもしれないなあ。
信繁本人はそんなこと言わなかったと思うけれど、このセリフを「大河ドラマの主人公」に書いた三谷幸喜という人は、やっぱり凄い。
三谷さんは、「神格化」されてしまっている大坂の陣での真田信繁を、最期まで「人間として」描こうとしている。
これだけで、「人間・真田信繁」が、また好きになってしまった。

25時に就寝。