23時過ぎから、『マツコ&有吉のかりそめ天国』の第1回。
『怒り新党』最終回から、もう1週間経ってしまったのか。
こういうバラエティ番組って、新番組に切り替わる前に改編期の特番が入ることが多いので、マツコさん有吉さんが同じだと「今週からもう『かりそめ天国』なのか」と、けっこういきなり変わってしまったような感じがする。
というかこれ、「新3大」がなくて、投稿者が怒っていないのと、セットが白っぽくて飲みものが水なだけの『怒り新党』じゃないのか。
なんだか、青山愛さんだけがリストラされてしまったような、あるいは、卒業させてもらったような。
久保田直子アナウンサーの担当番組が「非ステーション系」という表現にはちょっと笑ってしまったが、テレビ朝日のアナウンサーって、実はそういう意識があるのかもしれないなあ。
報道、娯楽番組の「王道」である『報道ステーション』や『ミュージックステーション』をやる人と、そうでない人。
料理番組とか『題名のない音楽会』とか、閑職ではないし、一種の特殊技能的なところはあるけれど、やっぱり、「メインストリート」ではなさそう。
それだけに、マツコさんや有吉さんをうまく「無難にいなして」しまえるようにもみえる。
ただ、それはそれで、「ちょっと気が強い女子アナウンサーとの衝突」がないのは、寂しい気もするなあ。
久保田アナの「ペンへのこだわり」の話は、なかなか興味深かった。
無印のゲルインキのペン、これでけっこう売れそうだよね。僕も80円なら使ってみたい。でも、青色を使う機会って、そんなになさそうだ。
僕も文房具、とくに「書きやすいボールペン」を探すのは大好きで、東急ハンズの文房具売り場で、あれでもない、これでもない、などと書き比べるのが楽しくてしょうがない。
憂鬱な診断書や各種書類の山に向かうとき、お気に入りのボールペンだと、少しだけやる気が出るし。
とか言いながら、メインに使っているのは昔は『ドクターグリップ』で、今は『ジェットストリーム』なので、ものすごく「ありがちなチョイス」なんだけれど。
それにしても、最近のボールペンって、質が上がったよなあ。昔は安いボールペンなんて、10本あれば、2本くらいはうまく書けない「ハズレ」が入っているのがあたりまえだったのに。そういえば、僕の父親は医者だったので、家には謎のカタカナが印刷されていたボールペンがたくさんあって、ペンには不自由しなかったな。
ペンへの偏愛がつのる一方で、パソコンのおかげでペンで字を書く機会そのものは激減しているのだ。診断書とかも、パソコンで作成できることが多いし。
そして、僕はどんなペンよりも、パソコンのキーボードを叩くのが、たぶん好きなのだ。手書きだと、どんなペンでも、書くスピードは言葉が思い浮かぶスピードに追いつかないけれど、キーボードだと、ゆっくりしゃべればそのまま文字にできる感じがするから。
結局、『かりそめ天国』は、「セットが白くて、『新3大』がない『怒り新党』」だよね。マツコさんと有吉さんのトークという原点に戻ったともいえるし、こんなに代わり映えのしない新番組にしたのには、何か理由があるのだろうか、と、ちょっと勘ぐってしまうところもある。
25時に就寝。
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