じっぽ当直日誌・スーパーマイルド@はてな

『さるさる日記』から続く、中年内科医の日常日記。これまでの分はこちら。http://touchoku.jugem.jp

『シン・ウルトラマン』を観るために、映画館へ帰ってきた男

 仕事復帰後、はじめての平日休み。
 せっかくだから出かけてみようか、とも思っていたのだが、当日になってみると、身体のだるさは如何ともしがたく、Netflixで『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のシーズン1の最終話だけ観るつもりが、第2シーズンの全13話(OVA含む)まで全部観てしまい夕方に。まあ、買い物に行って無駄遣いしたり、ギャンブルに出かけて負けるよりはよほど有意義ではあるか。
 有意義ついでに、久々に映画館に行こうかな、でもキツイしな……とさんざん逡巡した末に、『シン・ウルトラマン』を観てきた。19666年からのテレビシリーズを観てきた(再放送だけど)僕にはディテールも含めてたまらない作品だった。なんとなく、途中で予算か時間が尽きたのではないか、とも感じたけれど、これはまぎれもなく『ウルトラマン』だ。『シン・ゴジラ』にしても、庵野秀明樋口真嗣というコンビは「ヒーローや怪獣の圧倒的な強さや美しさ、人々が感じる絶望感をスクリーンで見せること」が本当に上手い。ドラマとしては、物足りない気はするけれど、『ウルトラマン』として、いちばん大事なところは、ちゃんと押さえている映画ではあった。主題歌『M八七』を聴いていて、あの米津玄師さんも、『ウルトラマン』をリスペクトしているのが(僕はこの横文字が嫌いなのだが、これは「リスペクト」以外の表現が見つからない気がする)伝わってきて、なんだか嬉しくなった。
 帰りに映画館の隣のゲームセンターで、久々に競走馬のヌイグルミがクレーンゲームの景品になっているのを見つけ、1200円でディープインパクトのけっこう大きいヌイグルミをゲット。いまならソダシ、あるいはアーモンドアイとかじゃないかと思うのだが、やっぱりディープインパクト、なのか。絶対取れそうもなかったのに、久しぶりにいろいろと運がめぐってきたのかもしれない。5月31日には、ANYCOLORのIPO株が三菱UFJ証券で当たったし。
 あとは体調がもう少しマシになってくれれば良いのだが、これ、本当に「そのうち良くなる」のかなあ……『FitBoxing2』も、20日間くらい休んでいる。