世間はクリスマス三連休前の木曜日。
夕方、仕事を終えてから、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を観賞。
良くできていて、『スター・ウォーズ』好きならニヤニヤできるシーンも散りばめられている良いSF映画だと思う。
まあでも、ネットでの高い評価をみて、過剰に期待しすぎると、「こんなものか」って感じになるんじゃないかな、意外性とか目を見張るようなところは無いので。
『ぐるナイ』は、今年のゴチのクビが決定する回。
矢部さんが幼稚園時代にいたずらをして先生の指をピアノに挟んでしまった話、僕も似たようなことをして先生を困らせた記憶があるので、観ていてしんみりしてしまった。
先生は「覚えていない」と言っていたけれど、それが「忘れたフリ」なのか「こういう子どものいたずらは日常茶飯事なので、本当に覚えていない」のかは定かではない。
でも、こういうのって、やった側のほうが、ずっと忘れないんだよなあ。
大人になってから、もっと酷いことだってやっていて、それはもう、けっこう忘れてしまっているのに。
矢部さんは僕と同じくらいの年齢なのだけれど、僕たちの親くらいの年齢は、みんなちゃんとした手紙を書ける世代なのだな、と、矢部さん宛ての先生の手紙をみながら思った。
僕にはあんなに硬軟バランスがとれた手紙は書けないというか、「最初は『拝啓』からだったっけ?」とGoogleで検索するところからはじめなければなるまい。
二階堂ふみさんが「もうちょっと有名になりたい」と言っていたのに少し驚いた。
もう十分有名だよ!というのと、そういう野心みたいなのを素直に口に出せてしまうのだな、ということに。
ほんと、女優だよなあ、二階堂さんって。
最後、おみや代が「3位」以外だったら二階堂さんがクビ、という状況になり、まあ、この番組って、若い女性枠はけっこう毎年変わってるからなあ、次のこの枠は誰になるのかな、と思っていたのだけれど、なんと封筒から出てきたのは「3位」。
えっ?
お別れの挨拶を聞いて、柳葉さん、本当に一生懸命『ゴチ』をやっていたんだなあ、と、しんみりしてしまった。
でも、今日いちばんかわいそうだったのは、りゅうちぇるさんかもしれない。
りゅうちぇるさんが柳葉さんに絞り出すように言った「ごめんなさい」は、小さな声だっけけれど、本当に重かった。
ただ、頼まれてランダムにダーツを投げただけ、だったのに。
こういう「役回り」になってしまうことって、生きていると、たまにあるよね。
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