日中は出かけ、夜に帰宅。
カープはヤクルト相手に1−5で敗勢濃厚の8回の裏、2本のホームランで追いつき、延長10回裏にエルドレッドのサヨナラタイムリーで勝利。マジックは24となった。
去年から「こりゃ今日はもうダメだな」という試合で、追いついたり逆転したりすることがすごく多い。強いチームというのは、こういうものなんだなあ。
まあ、終盤に信じられないような逆転負けを食らうこともあるのだけれど。
ソフトバンクが楽天に3連勝し、パリーグもソフトバンクが一気に抜け出してきた感じ。
戦力を考えたら、むしろ楽天はよくここまで戦ってきたと思う。和田や内川が戦線離脱していてもこんなに強いソフトバンクは、もう反則レベルなのだが。
『おんな城主 直虎』は第33回「嫌われ政次の一生」。
なんだこのタイトルは、そうか、「嫌われ松子の一生」とともに、小野政次を演じている高橋一生さんにも引っ掛けているのか。
このやや遊びすぎな感じのタイトルに比べて、内容はきわめて重かった。
ラストは、まさかあそこまで描くとは思わなかった。
これって、事情を知らずにみれば、裏切り者が無残に処刑されているだけ、なんだよなあ。
それだけに、ふたりの背景を知って観ている人間としては、最後のやりとりに涙を流さずにはいられない。こういう形でしか、伝えられない愛、とでも言えばいいのか……
最後まで感情を表に出さないようにしている高橋一生さんの演技も圧巻で、史実はさておき、このドラマの印象で小野政次のイメージはかなり良くなったのではなかろうか。
山本周五郎さんの『樅の木は残った』を思い出す。
「私はこの木が好きだ。この木は何も語らない。だから私はこの木が好きだ」
なんだこの「スイーツ大河」は……と思いつつ観ていた『直虎』なのだが、最近はけっこう面白くなってきていて、今日はまさに神回というか、大河ドラマの歴史に残る回だったのではないかと思う。
25時に就寝。
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